ヤマト運輸主催,やりがい搾取コンテスト(番外編3)

その他,いろいろメモ


特に「頭の中も著作権の対象?~」なんかは,ヤマト運輸コンテスト参加者が被るリスクそのものだと思う.なんで労使関係もないのになんで自分の作ったコードの著作権侵害で訴えられなければならんのか.

お遊びのコンテストにおいて,自分が書いたコードは自分の物だ.違うか?*1

*1:新技術開発のコンペだとすると,内容や技術においてもバラバラだけど,たとえ一部でも巡回セールスマン問題で30万はねえわ.1社当たり30万で売れる程度の「ショボい」技術でも,他社に売りまくれば1千万くらいはいくんじゃね.しかも優勝しなかった場合は一文の特にもならないから,期待値はそれ以下.さらに応募だけで権利譲渡はもはや犯罪的.

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ヤマト運輸主催,やりがい搾取コンテスト(番外編2)

イムリーなネタ.

「何度求めても絶対に秘密保持契約等を締結してもらえず、秘密保持契約等が無い状態での取引を強いられる」
「不具合が生じているわけでもないのに、取引先に対してノウハウの塊である制御アプリケーションのソースコードを無償で開示させられる」

「新しい発明を出願する場合には、取引先が一切関与していない場合でも、必ず共同出願にしなければならないという取引条件を一方的に受け入れさせられる」
「取引の過程において自社単独で生み出した知的財産権を、全て取引先に無償でライセンスするという取引条件を受け入れさせられる」

たとえばそれはヤマト運輸のことかな?

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ヤマト運輸主催,やりがい搾取コンテスト(番外編)

  1. http://javablack.hatenablog.com/entry/2019/07/03/080000
  2. http://javablack.hatenablog.com/entry/2019/07/04/080245

Twitter よりいろいろメモ

巡回セールスマン問題への招待 (シリーズ「現代人の数理」) 驚きの数学 巡回セールスマン問題 The Traveling Salesman Problem and Its Variations (Combinatorial Optimization) アサヒカメラ 2018年 01 月号【ヌード特集号】[雑誌] 写真好きのための法律&マナー (アサヒオリジナル)



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ヤマト運輸主催のやりがい搾取コンテスト(その2)

AtCoder代表取締役社長のchokudaiです。

ポジショントークヤマト運輸を擁護します.立場を考えるとしかたない.それができない人なら社長なんてやってられない.

それとなによりまだヤマト運輸側の公式見解が出ていないな.

  • 著作権周りはAtCoderの対策不足。ヤマト運輸さんは悪くない
  • 賞金額は海外と比べても相場通り。
  • やりがい搾取云々はどうなんだろう?

著作権の扱いは要議論、責任はAtCoderにあります

ここがけっこう本質ね.

本コンテストの参加者は提出されたプログラムのすべての著作権著作権法第27条及び第28条の権利を含む)を主催者(ヤマト運輸)に譲渡するものとします。 また、本コンテストの参加者は提出プログラムに対し、著作者人格権を行使しないものとします。

https://atcoder.jp/contests/kuronekoyamato-contest2019
  1. 無条件に完全に著作権を譲渡.1アウト
  2. しかも受賞者だけではなく参加者全員.2アウト
  3. 著作者人格権さえも行使するなと.3アウト

さらに課題は巡回セールスマン問題っぽい奴で,ヤマトの本業.

これに悪意がないなんて一体誰が思おうか.全プログラマーに対する侮辱だ.*1


お遊びのコンテストだから,滅多に実用的なアプリなんて出るわけがないというのは同意だ.*2

問題は「もし実用的なアプリが出たらどうするか」の扱いだ.その際に「ヤマト運輸の丸儲けでウハウハ!」というのが現在のやり口.非常に汚い.しかも入賞者だけでなく応募者全員が著作権放棄して著作者人格権も行使するなとなると,やりすぎではないか.

  • id:YaSuYuKi 単なる著作権譲渡だけでなく、二次創作に関するもの、すなわち、手元に残ったソースコードを参考に類似したコードを作成する行為まで制限されている(27条、28条)。将来の行動制限まで含まれるには低すぎる条件

それどころか実用的でないものについてさえ,当の本人がそのコードを利用できないとか,そこまでする必用があるか?遊びなのに?




かなりひどいけど,受賞作のみ.さすがに「参加者全員」までは言ってないようだ.

*1:これでもかなりオブラートに包んで書いている.はらわたが煮えくりかえる思いだ.

*2:しかしヤマト運輸側は,これを遊びのコンテストで,有用なコードも出てこないなんて考えてないと思うよ.もしそうなら根こそぎ著作権譲渡なんてアコギな条件を出してくるわけがない.これは価値のあるソフトが出てくる前提で,それを根こそぎ自社の財産にするためのものだ.
それにもし違ってたら,指摘された時点で二つ返事で撤回してるよ.撤回しなかったってことは,彼等にとってはそこが重要で価値のあるものだったからだろう.

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ヤマト運輸主催、やりがい搾取コンテスト(その1)

クロネコだけに超絶ブラックというダジャレ?

本コンテストでは、私たちの取り組む課題の一つとして「宅配ドライバーの配達ルートの効率化」をテーマとして取り上げ、配達ルートの最適化問題を含む2問を出題いたします。

コンテスト終了時の総合順位によって決定します。
1位: 300,000円
2位: 200,000円
...

ここまではふむふむ.

本コンテストの参加者は提出されたプログラムのすべての著作権著作権法第27条及び第28条の権利を含む)を主催者(ヤマト運輸)に譲渡するものとします。 また、本コンテストの参加者は提出プログラムに対し、著作者人格権を行使しないものとします。

うわあ,汚い.さすが大人は汚い.最高30万円(平均となるとそのさらにずっと下)で最適化問題のプログラムを外注させようだなんて,あくどすぎる.賞金3千万円で権利譲渡は無し,というなら,まだ分かるんだけどねえ.

いくら黒猫だからって,ここまでドス黒くならなくてもいいのに.

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今、そこにある経営破綻

うーん,怪しい会社が経営破綻でもしたのかな.景気が良くても悪くても,まれによくある話.

いずれにせよ,近日中に公式発表くらいあるだろう.

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IT業界リストラ ネタ

「IT大手、リストラ続く 富士通NEC、「GAFA」に後手」

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO41513810Q9A220C1TJ1000/
「後手どころか同じ土俵にのってすらいない」.

国内のIT(情報技術)サービス大手のリストラが続いている。富士通NECは今春までにそれぞれ約3千人がグループを去る。2000年代以降ハードウエアで中韓勢に押され、最近では米グーグルなどIT大手「GAFA」の台頭で後手に回る。

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