都市伝説:直感的なインターフェース

http://ttmtko.air-nifty.com/a/2006/11/18_e51c.html
http://d.hatena.ne.jp/kinneko/20061128/p1

  • 2005年度の大学1年生は高校で「情報」を学んでないので、OpenOffice.orgでも抵抗感が少なかったのに、2006年度の大学1年生からは「高校と違う」という苦情が増えた。
  • 大手電器店など販売されている初心者用お勧めパソコンには、たいてい、Word, Excel がプレインストールされているので、学生は自宅のパソコンで資料作成をしてしまい、大学の Writer, Calc を使ってくれない。この傾向は2006年度にさらに顕著になった。
  • 大手電器店などのパソコンには Powerpoint はインストールされていないので、学生は Powerpoint を買うか、 OpenOffice.org の Impress を使うかを選ぶことになる。そうすると、 Impress を使う人も結構いる。そして、2005年度より2006年度の方が「Impress が使いにくい」という人が増えた。高校で Powerpoint が普及しているからでは?
  • Drawは、対応する MS Office ソフトがないので、ちゃんと使われていて、2006年度の学生でも評価が悪くない。

言いたくはないがゆとり教育の弊害?
私何ぞはMIFESからEmacsへ自分の意志で乗り替えたものだがな.そちらの方が生産性が上がるから.もちろん一太郎もWordも(上手くはないが)それなりに使ってきた.



http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061127/254987/

ITに関わる仕事をしている人たちは,ソフトのメニュー体系をそれなりに理解し,受け容れています。ただ,このような考え方を受け入れる人々は,まだ少数派と言うべきです。そのような現状を含めて考えると,「開発者の都合を押しつけている」という指摘には,大いに耳を傾ける必要があるかと思います。

ここでいう「ITに関わる仕事をしている人たち」とは,WordやExcelを疑問も持たずに使う「低レベル」ユーザーのことだろう.開発者はあのようなインターフェースを良いものとは考えていません.

ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針

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誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

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