悪戯予告に刑事告発,Gmailの容量UP,
大人げない
「橋下弁護士、2chの殺害予告で刑事告訴」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/16/news007.html
予告の内容も、ほぼ100%イタズラだと判明した」としながらも「ぼくだけではなく家族を含めた殺害予告が掲載された。法律事務所、マネジメント会社、警察と協議し、内容やぼくの立場、家族のことなどを考慮してやむをえず刑事告訴した」と説明している。
告発自体に違法性はないのかもしれないけれど,実に大人げない.それだったらもっと早い段階で,無知な2ちゃんねらーに対して,「懲戒請求は出しても無駄だよ」「下手すると君たち自身が民事紛争に巻き込まれるよ」って忠告していても良かったんじゃないかなあ.
しかもこのタイミングでとなると,例の釈明書騒ぎから目を逸らすための行動かとさえ思えてくる.
ところで,懲戒請求を出した人達は「「懲戒請求によって業務が妨害されて損害を被った」という民事紛争の「紛争当事者」」らしいけど*1,橋下弁護士としては彼らを民事紛争から守ることより,明らかに悪戯と分かっている書き込みに対処する方が,より重要な仕事だということなんでしょうか.
追記:
これを警察官でたとえると,こういう話になると思う.
- 警察官は武器として警棒と拳銃を常に所持している.格闘技も身につけている.
- 包丁を持った強盗が店員を刺して逃走中.
- 付近を通りがかった一般市民に,この犯人が包丁を振りかざして襲いかかったが,警官は厄介事に巻き込まれるのが嫌なので見て見ぬフリをした.
- 追跡してきた警察官に,この犯人が包丁を振りかざして襲いかかってきたので,拳銃で応戦した.
- 一般市民に命の危険が迫っているとき,やむを得ず拳銃を使うのは許容範囲だろう.その場合でもまず警告を発し,次に足を狙うなど危害を最小限に押さえる努力は必要になる.
- 警察官が強盗に襲われたとしても,相手が拳銃を持っていないのに拳銃を使うのは難しい.状況にもよるがまずは警棒でなんとかする努力が求められる.彼らは*2十分な訓練をしているので,自分が襲われた場合ならば拳銃無しで凌ぐことも十分可能だろう.拳銃を使う場合でも危害を最小限に留めるのは同じ.
- もし,一般市民が襲われたときに警棒を使うか,或いは全く見て見ぬフリをし,自分が襲われた時には問答無用で拳銃で射殺する警察官がいれば,間違いなく厳しい処罰が待っているものと思う.
弁護士にとってその法律知識は最大の武器だ.だがその武器は,*3まず第一に被告などの依頼人を弁護したり,無実の人々の権利を守るために使うべきものだ.依頼人ではないとはいえ,自分が関係したために裁判に巻き込まれそうな人々の権利については警告さえ出さずに放置し,自分の身を守るためになら問答無用でその武器を使う.弁護士の倫理的にはお世辞にも誉められたものではないと思う.
Gmailの容量UP
http://googlejapan.blogspot.com/2007/10/gmail.html
http://google-mania.net/archives/693
現在既に3G超.ここしばらくは1日辺り50-100MBとかのペースで増えていくのかな?
来年には本当に6Gになるのかも.*4
マツダのコンセプトカー
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071015_motonari/
凄いデザインだけど,この車が公道を走ることは絶対にないな.サーキットでも他のマシンとのレースは考えられない.
理由は凄く簡単で,これだけ視認性が低くて光を反射してキラキラしていると,周りの車の迷惑で事故の原因になるから.
*1:http://www.yabelab.net/blog/2007/10/14-120907.php
*2:少なくとも建前上は
*3:少なくとも建前上は.
*4:100MB/1日ペース?来年どころか来月にも6Gになるかも.