生涯学習の意識の差

http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2007/11/post_443.html

  • (日本では)要するに「趣味・教養」の問題であり、したがって、「高齢者の生きがい」と結びつけられることも多く、結局、個々人の問題と捉えられています。
  • (欧米では)生涯学習は知識基盤型経済つまり、知識が主たる生産要素の一角を占め、知識の拡充が経済成長の推進力となる経済(もっと簡単に言ってしまえばIT経済です)に不可欠の要素として語られています。

勤務先が新たなソフトを導入した場合、「わからない」では済まないわけですから、いくつになっても、新たな技術に対応できるだけの知的体力が要求されるということであり、それを可能にするのが「生涯学習」というインフラだという理屈です。

日本だと分からない人がいたら,その人に会わせてレベルを下げることを要求されます.だからいつまでたっても進歩しないし,老害が駆逐されることもない.

知識基盤型経済の担い手に要求される知識・技能は増える一方であり、とうてい学校教育でそれをまかなえるものではないという問題意識に立って、以下のような知識・スキルは、系統だった生涯学習によって身につける必要があると宣言したのです。

  • ITをこなすスキル
  • 外国語の運用能力
  • 技術に対する理解
  • 起業できるスキル
  • 社会で他と折り合いをつけていく力

5つとも日本人が苦手とするものばかりという気がする.単なる偶然ではないのかも.