「シリコンバレーが先端であり続ける本当の理由」

http://www.chikawatanabe.com/blog/2007/12/post-2.html

「理由」は4つほど書いたんですが、最初の一つが

「ダメな会社を保護しない」

去るべき会社が去らないと、新しいものが生まれないから。

全く同感.*1


シリコンバレー成功の理由ではないもの」についても一見の価値あり.

一番本当の理由は「たまたま他の地域に先駆けてうまく行って、その後雪だるま式に」ということだと思います。ラッキーだったんですな。もちろん、「起業を阻害すること」があってはダメなんですが。

きっかけは幸運だったけど,その幸運を邪魔しない社会制度とチャンスをものにする人々がいたからこそ,今のシリコンバレーがあるのではないだろうか.そして,それらこそが日本に決定的に欠けているものだと思う.

ついで

たとえばイギリスなどでは、従業員1000人以上の企業と100人未満の企業における賃金格差がほとんど存在しない。これは、英国が賃下げ・リストラに対して非常に寛容であること、(結果、人件費カット圧力を立場の弱い取引先に押し付けたり、仕事の出来ないおっちゃんを子会社に送り込んで、定年まで面倒見させる必要も無い)
くわえて職務給が確立し、企業規模に関わらず、担当する仕事の内容で賃金相場がある程度決まっていることが理由だ。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615623#2615623

*1:これは「会社」を「老害」に置き換えても成立するかな.