続・ロスト・ジェネレーション

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20080106/p1

http://d.hatena.ne.jp/poka_poka/20080106/1199622340

直接関係はない(自分は20代前半なので)のだけど、

就職氷河期というのはパラダイムシフトであり,それ以降の世代には強く関係があります.そういう意味では今の20代やそれ以下の人達も当事者だと思います.*1

みんなどこどこの企業は福利厚生がいいだの、住宅手当が何万円でるだの、30歳で年収がいくら、40歳で年収がいくらだのそんな話ばかり。

バブルがはじけたときの教訓をおぼえてる人なんぞいなかった。

たしかに福利厚生については大企業の方がいいんだろう.住宅手当もある方がいいが,どうせなら給料にしてもらった方が退職金の額も上がるのでなお良い.*2

でもモデル年収は全くあてにはならないから.

大雑把にいうと、ピーク近くまで定期昇給の恩恵を受けられた団塊世代あたりと比べると、今の二、三十代なんて、六割〜七割くらいまでしか昇給しないと思われる。(もちろん、ずっとお給料が上がり続ける人もいるにはいるが、それには課長→部長→事業部長→役員と出世し続けないといけないわけだ)
つまり、『平均年収』とはあくまで現時点の平均値であり、十年後二十年後はまったく違う数字になる可能性が高いということだ。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615453#2615453

じゃあどうしたらいいの?っていわれたら困るんだけど、今年から100人程度の小さな会社に勤めるので、その中でいろいろ学びつつ考えていこうと思う。

やっぱりこれかな.
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20060423/p2

正解は誰にも分からない.未来は誰にも予想できない.だから自分の人生は自分で決めるしかない.

http://d.hatena.ne.jp/poka_poka/20080110/1199982155

大企業は社員教育にまるまる2年近くかける。

いつの時代の話?
今だと3ヶ月とかザラみたいだよ.非正規雇用だとそもそも教育期間なんてないし.

すごいやつは海外に飛ばしたり、幹部候補にしたりしかるべき措置をとるそうだ。

これもウソっぽい.*3

そもそもポストは先着順で,今はポストが埋まっていて順番待ちの長い行列ができている.若い世代に椅子が回ってくるのは数十年後じゃないかな.その時まで会社が残っている保証がどこにある?

大企業は絶対従業員を見捨てない。

全員で生き残る方法を考えている。

この「全員」には非正規雇用やロストジェネレーション含まれない.

彼らは「全員」が生き残る方法を模索し,バブル崩壊のしわ寄せを若者に押し付ける道を選択した.それが就職氷河期の真実.

http://d.hatena.ne.jp/tsuyok/20080110/1199981734

「失われた世代」なんて自分がかわいそうになってくる(笑)。

それを付けたのはマスゴミだそうですよ.*4

*1:しかも彼らこそがキャスティングボ−トを握っている.

*2:だから企業は給与を低めに設定して,その分を他の手当にしたがるらしい.

*3:今,海外に飛ばしたら,現地で転職して二度と帰ってこなかったりして.

*4:当時から「アサヒってた」わけだ.