住宅市場
米国の話.
- 調査会社Truliaによれば、賃貸住宅に住む人の70%が「来年、家を買う予定はない」と回答したらしい。
- 既に家を保有している人も、94%が「来年、家を買う予定はない」と回答。
→ 今の価格のままだと、来年の住宅市場底入れはなさそう。さらに下げないとダメ、ってこと。
http://d.hatena.ne.jp/masayang/20081002/1223017277
日本の話
つまり、わずか1年ほどの間に、最もお客が動き易い価格帯が500万〜1000万円も切り下がってしまったのだ。「立地条件が悪い物件の場合、高値で売り出されても矢継ぎ早に価格改定が行なわれ、3LDKで5000万円、4LDKで6000万円を切る水準まで落ちることも多い。売り出してから1〜2ヵ月で1000万円近く値下がりしている物件もある」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081001-00000003-diamond-bus_all
こんな事態が発生している背景には、
- 昨夏の「改正建築基準法」施行の影響で新設住宅着工数が前年割れを続けるていること、
- 米国不動産市場発の「サブプライム問題」で信用収縮トレンドや景気減速懸念が拡大し、サラリーマン世帯の住宅購入意欲減退や金融機関の「貸し渋り」が本格化していること、
- 建築資材コストの大幅アップで利益を圧迫されていること
などがある。
2はともかく,1と3は値上がり要因では?
値上がり要因があるにも関わらず値下がりを続けているのは,要するに「その値段じゃ買うつもりはない/高すぎる」ってことだと思うけど.