「無償でモノを作ってエライ目にあいました」

ひとことだけ言わせてもらおう

  • 実際のサイト製作に入るようになった頃には、デザイン(アイディアラフ)に対し、立上げメンバー・上述の2人が遠慮なくダメ出しするようになっていました。彼らは(ビルダーなどのソフトを使って)webページを作ることはできるようですが、コーディングはできないと言うので、実質作業も私一人でした。
  • プレサイト完成した日に"言うだけ人間を相手にするとこちらも疲れる"という旨を相手に告げたのです。それを言った日から、随分と幼稚な当てこすりを言われることが続き、とうとう我慢ができなくなってきました。
http://anond.hatelabo.jp/20081217100125

それは無償でなくても普通にあることだと思う.実力も知識も経験もない癖に,企画屋だとか設計者だとか上流工程担当の名を騙り,口だけは達者だけど実作業は何もできず文句だけをつけてくる輩は珍しくない.


だから日本のIT業界はダメなんだってば.orz*1

http://anond.hatelabo.jp/20081218020708

ついでにメモ.

現場にやる気がないのだけは真実らしくて、それは一番偉いクリエイターが気まぐれすぎて下請け会社の作業がストップしたことがあるからだと言っていた。

そして下請け会社は最初に大作を引き受けた時とは段違いに大きな会社になっていたので、自分の会社だけで作るソフトで人気作品が何本もできているので、気まぐれに振り回されるより自分たちのゲームに力を入れてしまい最終的に気まぐれなクリエイターがやる気になった頃には人手が他のゲームに振り分けられてしまっていて人手がないから作業が全く進まず、進行が遅れに遅れてゲーム内容がとんでもなくヤバイもののまま来年春の発売を迎えることになるらしい。

単なるネタかもしれないけれど*2,「ウソだろ.まさかそんなはずはない」ではなく「あー,あるある」と思えてしまうんだよね.

そもそも契約時点で人月がどうこうっていう取り決めがあるんじゃないの?手を抜くとか責任問題になって訴えられかねないんだしあり得ないと思うけどなー。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20081218020708

もし人月単価で契約していたとしたら,むしろ「人月単価だから」では.

人月単価で保証されるのは「それだけの人を付けます」までであって,その人材の能力や,その人材のやる気や,製品の品質などは一切保証されません.これが人月単価の有名な欠点の一つです.

*1:有償の場合でも,仕様変更に見合うだけの追加費用を請求し,それが開発現場に還元されるなら問題はない.だが,それが商習慣として定着しているのであれば,日本のIT業界が人材流出に悩むことも,IT業界をさして「新3K業界」だとか「3Kを超えた7K業界」だとか「7Kなんてまだ甘い.15K業界だよ.」などと言われることも無かったであろう.

*2:たとえば,立て読みとか.