個人情報漏洩の意外な盲点?

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090409/crm0904092317051-n1.htm

  • 社員による顧客情報の持ち出しが後を絶たない。売却による金銭取得、再就職を有利にするための材料…。理由はさまざまだが、ここ数年では管理職が関与するケースが目立ち始めているという。今回発覚した三菱UFJ証券でも元幹部による持ち出しとされたが、専門家からは「信用度の高い管理職への監視は意外な盲点になっている」との指摘もあり、権限が集中する“幹部対策”も課題として浮上している。
  • 都市銀行関係者は、顧客情報の持ち出しに及ぶ“対象者”について「部下を指導する管理職は、それほど想定されていない」と明かす。

それって,一体どこの「専門家」かと.

欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法

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正規のルートで漏洩することがあるのは通常想定されるもの.大量のデータの引き出しは強く制限するとか,いつ誰がどんなデータを引き出したかを全てログにとって,不正な処理が行われた場合は正社員でも裁判に訴えるとか,最低でもそのくらいはしなきゃダメでしょ.

企業側としては、責任と権限が与えられている管理職への監視を強化することは「疑心暗鬼を生むことにもなり、士気に影響しかねない」(証券会社幹部)と二の足を踏む傾向もあり、情報管理の強化に向けた対策は容易ではなさそうだ。

平社員の監視を強化することで業務の作業効率と士気を下げることがある点に関しては無視ですかそうですか。

http://d.hatena.ne.jp/akkiy_alias/20090412/1239539733

右に同じ.