アメリカのセーフティーネット

http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/12/safety_net.html

というわけで、別にアメリカも「貧乏人は死ね」といっている訳ではない。というか、かなり盛大に弱者はカバーされている。無保険で困っているのはこの上の、7人中下から2−3人目くらいの、いわゆるワーキングプア層。今回の法案で救済されるのはその辺の人たちとなる。

アメリカは、食べ物だけは困ることはないです。やせ細ったホームレス見たことないし。。。。

....そうなのか.

日本とは「貧困」とか「ホームレス」のニュアンスが全く異なるのかな.*1

一方日本では

入所者からは「食事が豪華すぎて、今後との落差が怖い」という声が上がるなど、見通しの立たない生活への不安が広がり始めている。
入所者には正午から弁当が配られ、献立はトンカツやマカロニサラダなど8品目。前夜もウナギのかば焼きだった。白米をほおばった男性(62)は、「質素でいいから、継続的な支援がほしい」と不安を口にした。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091231/biz0912311807007-n1.htm

これでも去年はけっこう批判があったんだよなー.
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20090105/p3


今年もあったか.
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100104/biz1001042246045-n1.htm
しかし「権利主張」をごね得というのだけは止めて欲しいな.主義主張を否定するのなら,ジャーナリズムに一体何の存在意義があろう?

こういう苦情が来るくらいなら派遣村をやめて,通年の"Supplemental Nutrition Assistance"を導入した方が良いと思う.もちろん全ての貧困層を対象.

*1:一杯のかけそば」の英語版とかあれば,日本の貧困に関する脚注が必要になるのかも.