「ゆとり世代は男子も「一般職」」

「男なのに一般職だって!?」と言うのは「女は一般職で十分」と言うのと同じこと。http://bit.ly/amddAH

http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/a3a6156fc497ff60897c7ac41714eac4

さすがは日経ビジネスという記事.

言うまでもなく明らかな男女差別.「ゆとり」とかは全然関係ない.

今では終身雇用も崩壊したし7割は課長にもなれないから,「総合職」なんぞになっても良いことなんて無くなってきたから希望者が減って当然.いい加減に企業の魅力が落ちているってことに気付よ.

なんでこういうコースわけをやっていたかというと、長期育成の必要なコア業務を滅私奉公してくれる男子に、そうでないものを結婚などで離職する可能性の高い女子に任せることで、育成コストの抑制を図ったものだ。

だから、従来は「ぼちぼちやりたい」なんて男は敗北主義者扱いされたし都銀や商社では一定年齢に達した女子は(仕事内容に比して年齢給が上がってしまうため)肩叩きにあったりしたものだ。そういうマッチョ的な色合いは、勤続年数が軸であることの裏返しだ。年功序列制度とは、そういう昭和家族的な役割分担を、システムとして取り込んでいたといえる。

鋭い人は気づいていると思うが、上記のような昭和的家族像と現実社会のギャップが、少子化の最大の要因だ。なので、脱昭和で多様化することは、日本企業全ての社会的義務でもある。

http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/69d9fce301b6e7f28bf549344e939652

それと寿退社多いっつーのも,それは鶏と卵でもあるしな.日本企業が女性社員を差別するし,子育てしながら仕事ができる環境を整備してこなかった結果.つまりは女性社員が「辞める」だけではなく,日本企業が差別によって「辞めさせている」のだ.それは男性社員の育児休暇取得率の低さがそれを物語っている.