「図書館アクセスで起訴猶予 男性、被害届取り下げ求める」

http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201012180009.html
メモ

2010年12月19日

 岡崎市立中央図書館のコンピューターシステムに問題があり、自作プログラムでアクセスした男性がサイバー攻撃をしたと誤解されて逮捕され、起訴猶予になった問題で、この男性が岡崎市長と同図書館長に対し、市が岡崎署に出した被害届を取り下げるよう、市民団体を通じて書面で正式に申し入れたことがわかった。

 市民団体は、同図書館を核とする交流プラザ「りぶら」をボランティアで支援している「りぶらサポータークラブ」。この問題のパネル討論会を18日に主催し、その場で明らかにした。山田美代子代表らが14日、男性の訴えを聞き、書面を受け取って市長らに提出、受理されたという。

立場上仕方ないのかもしれないけど,正直に「警察による誤認逮捕」と書くべき.技術者は,あれをサイバー攻撃と言うはずがない.

物的証拠も状況証拠も裏付け捜査も無しに警察が逮捕しておいて「誤解」も糞もないもんだ.


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 男性は「別の人が自分のように逮捕されないか心配。市に被害届を取り下げてもらい、プログラムによるアクセスは犯罪でないと示したい」と話したという。山田代表は「市民の意見として伝えた。市にはこの問題を今後につなげてほしい」と話した。

 パネル討論会には約60人が参加。情報セキュリティーに詳しい高木浩光産業技術総合研究所主任研究員らが、今回の問題はどうしたら防げたかなどを議論した。(神田大介)

この問題はけっこう重要.


今のままだと,まるで「出産で産まれてくる子供が死んだら,医療ミスが無くても産科医は殺人で訴えられる」と言ってるようなものだから.そんな悪い事例は残しちゃいけない.