「大手通販会社が「マージャン大会」で採用選考をした理由」

http://news.nicovideo.jp/watch/nw661642

 「やっぱりマージャンで強い人ってのは、努力してるんですよ。強くなりたいと思って雀荘の年配のベテランの方に、熱心に教えを請うたりしている。雀荘に入り浸る人なんて、よっぽどマージャンが好きなわけですからね」

 従来は、いかにも会社員的なマナーやコミュニケーションが得意な人が、複数企業の内定を得る傾向にあった。一方で、暇を惜しんで雀荘に通っていたような「意識の低い学生」は、就活戦線において不利とされてきたわけである。

 しかし実際の仕事につけば、より重要なのは「数学的・論理的志向」だったり「戦略的思考」だったり、「負けず嫌いな性格」だったりする。そのような資質は、通常の面接よりも「マージャン大会」の方がより確認しやすいということなのである。

 実際、マージャン大会で優秀な成績をおさめ、その通販会社に採用されたのは、旧帝大卒の薬学部の男子学生で、その後も仕事で能力を発揮している。普通に募集すれば、なかなか応募してこない人材のマッチングに成功したと、会社も喜んでいたという。

数学的論理的思考や戦略というのは賛成するし,面接よりはある種のゲームの方がまだしも実戦的ではある.


しかしなんで運の要素が強い麻雀であって,完全情報ゲームである将棋や囲碁,そのものずばりな「モノポリー」ではなかったのか.

モノポリー

モノポリー


そこに着目すれば,ゲームによる採用選考の致命的な問題点が見えてくるよね.