「最初に主人公が死んで新たな力を得て蘇るところから始まる物語」

http://anond.hatelabo.jp/20161128113043

流行りの転生チートから、東京喰種、武装錬金灼眼のシャナ幽遊白書ロボコップ……ウルトラマン以前が思いつかない。

追記:鉄腕アトムの場合、トビオとアトムとでアイデンティティが連続していない、というのが物語的にも重要なところだと思うので、ちょっと違う気がします。

ロボコップや009は違うんじゃないかな.だって本当に死んでたらサイボーグにはなれないもの.

サイボーグになるってことは脳が生きてたからで,心臓死ではあっても脳が生きてれば死んでるとは言えないだろう.*1 *2


ウルトラマンも「新たな力」は持ってないんじゃない?それはウルトラマンが最初から持っていた力であって,足手まといの人間がくっついた分,むしろパワーダウンしてる.「鉄腕バーディー」にいたっては,バーディの体に間借りしてる形だということは何度も言われてた.

エイトマンも蘇ったわけではないのでは?しょせんは死んだ人間の記憶をコピーしただけのロボットじゃなかったかと.*3


死んだ人間が主人公の物語なら「時間外世界」は法律的にも肉体的にもとっくに故人なので該当しそうだが,

時間外世界 (ハヤカワ文庫SF)

時間外世界 (ハヤカワ文庫SF)

A World Out of Time (English Edition)

A World Out of Time (English Edition)

http://manuke.seesaa.net/article/26296765.html
しかしべつに新たな力なんて何も持ってないなあ.むしろ死んだからと言ってパワーアップする理由づけが思いつかんぞ.パワーダウンするなら分かるんだが……


死んだ人間がクローンとして「蘇る」話.*4 *5

http://www.mangaz.com/book/detail/42471
もちろんパワーアップなんてしない.むしろ記憶が数年分かけている.理由はバックアップをさぼってたから.


死んで「蘇る」となると,手塚治虫も書いてなかったっけ.
ダスト8 1 ダスト8 (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka) ダスト8 手塚治虫文庫全集
これもパワーアップとかはしてなかったはず.*6

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20161128113043

  • id:kanan5100 海外SFだったら、ジェイムスン教授シリーズ(1931-)とか。

うん,さっぱりわからん.

*1:「死にそうな目にあったけど死んでなくて,死の淵から生還」も含めるのなら可.だがそれならそう書かないと.

*2:ロボコップなんて,生きてたけど法律上死亡させたんじゃなかったっけ.片足なんか残せたけど,サイボーグ化した時にバランスが悪いって理由で切断されたような.009や仮面ライダーなんかは健康な人間を捕獲して改造してたと思う.さすがは悪の組織.

*3:極論すれば,人格コピーしたロボットなんていくらでも作れるわけで,オリジナルが死んでる必要さえない.

鉄腕バーディーではオリジナルが死んでないパターンの奴が出てくる.

*4:たかがクローンなので「複製作っても意味ねーじゃん」という意見もあると思う.所詮はお役所仕事だし,お役所のやる事なんてこんなもんでしょう.

*5:地球防衛軍テラホークス」の指揮官であるナインスタイン博士が,9体のクローンが用意されてて,万が一の際は予備のクローンに記憶を上書きして「復活」するらしいが,えげつねえやりかただ.上書きされた方の人権はどうなる?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E9%98%B2%E8%A1%9B%E8%BB%8D%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9

*6:火の鳥」なら復活するやつもいそうだが,パワーアップした奴がいたかは知らない.