「「働き方改革」一括法案、連日24時間勤務の命令も可能に。制度の欠陥では、との問いに厚労省担当者は沈黙」

https://news.yahoo.co.jp/byline/uenishimitsuko/20171218-00079405/
とりあえずメモ.

まだ諦めてなかったのか.政治家は,いったい何人過労死させれば気が済むのだろう.

○ リークされた大臣発言をみると、たしかに「我々としては小さく産んで大きく育てる、という発想を変える」と言っているようだが、その文脈は要件を下げないというものではなかったのではないか。「少ないところでスタートし、とりあえず入っていく。経団連が1075万円の年収要件を下げると言うので批判が大量にきている。そこは、ぐっと我慢してほしい。とりあえず通す」と言っている。いずれは年収要件を下げて、規制の適用を外してもよい労働者を増やすから、今は我慢してとの趣旨にしか聞こえないが?

● ……(答えず)

専門性が高いからといって、人事権や業務量、納期を決められるような管理権限まで与えられるわけではない。それで仕事の裁量が高いといえるのか。また、専門業務名を例示したあとに「等」とつけ、使用者の言い分で対象職務を拡げられるようになっている。労働基準監督官が「この業務は専門職に該当しないから違法」などと指摘し、是正させることができるのか。実際に、専門業務型裁量労働制の濫用の事案では、労働行政は是正指導ができていない。裁判に訴えて、ようやく違法な適用だと認めさせた事案が数例あるだけではないか。

● それは指摘のとおり。

裁量労働制とは違い、高度プロの法案要綱には、「労働時間の指示をしてはいけない」という禁止規定がない。これはどういうことか?

● ……(答えず)


すくなくともプログラマ裁量労働には,個人の裁量なんて全くありませんでした.