Uberが裁判でWaymoに白旗

例の事件に決着がついた.

シリコンバレー=兼松雄一郎】自動運転技術の盗用をめぐり米連邦地裁で争っていた米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズと米グーグル系ウェイモが9日、和解した。和解ではウーバーがウェイモ側に2億4500万ドル(約270億円)相当の自社株(発行済み株式の0.34%)を譲渡するほか、ウェイモの技術を使わないことが盛り込まれたようだ。

要するにUber側の全面敗訴ってことか.

同裁判は2017年2月に始まり、かつてグーグルで自動運転開発をしていたアンソニー・レバンドウスキー氏が持ち出した約1万4千のファイルに端を発している。同氏が独立起業した自動運転ベンチャーをウーバーが買収したことで、ファイルはウーバーに渡った。これが知的財産や企業秘密の盗用に当たるのかどうかが争点になっていた。

 ウェイモ側はウーバーがレバンドウスキー氏に対して、いずれ買収するとの密約をした上で起業させ、技術を間接的に盗み出したと主張。ウーバー側は持ち出された情報の価値は低く企業秘密とみなされていないと反論した上で、ウェイモが技術者の引き抜き防止のために訴訟していると主張していた。


http://jp.techcrunch.com/2017/02/24/20170223waymo-sues-uber-and-otto-for-theft-of-trade-secrets/
http://jp.techcrunch.com/2017/03/17/20170316googles-fight-with-uber-over-self-driving-cars-is-heating-up/