ライブドア家宅捜査とオールドエコノミー的感情論

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1640055/detail?rd

昨日だったか.多くの新聞では一面トップで大々的に載せていたようだ.これにはマスコミの悪意を感じざるを得ない.

ライブドアの取引違反の嫌疑がかけられているだけで、まだ調査中でありながらも、不明朗な錬金術や、法律スレスレの行為、ひいては100分割によって個人投資家の射幸心をあおり、証券システムに必要以上の負荷を与えているという言いがかりまでつけられている。

よって,上記の意見にはかなりの面で賛同できる.捜索をうけたからと言って有罪が確定したわけではない.「疑わしきは罰せず」が民主主義国家の大原則のはずだが,日本のマスコミは自分たちのためならその原則を平気で無視する.たとえ最終的には本当に有罪だったとしても,それが確定するまでは無罪として扱わなければならない.*1

マスコミは口を開けば「原論の自由」だの「高い公共性を維持するためには」だのというが,所詮は既得権益固執する亡者.その腐った性根が垣間見える紙面であった.

*1:ちなみに「有罪か無罪か」は"guilty, or not guilty."になるらしい.よってより正確には「有罪か非-有罪」なのだな.