開発現場の天国と地獄 第3回 ベテランならホントに安心なのか?

http://www.atmarkit.co.jp/farc/rensai/heaven03/heaven03a.html
メモ.
少し古い記事.強い既視感を感じるのは何故だろう.

いまでも時折耳にするのは、「言語は末端の問題で、論理設計は技術の根幹が分かっていれば大丈夫」という神話です。そんなことはありません。論理設計と実装は両輪なのです。可能な限り実装を効率よくするために、実装のしやすいように設計をするのは当然で、そのためには実装技術に精通している必要があります。

た。コーディングシート上のテキストファイルはたまっていきますが、一度も動かしたことのないプログラムやテキストの山を抱えてうろうろするありさまでした。

これなどは正に神話なのだが,今でも信じている人はいるのではないだろうか.UMLモデラーのように.UML図がどれだけ書かれようと,一見綺麗なモデルをどれだけ紙の上に描こうと,実装を熟知しないモデラーの作るモデルは所詮は絵に描いた餅.食べることはできません.無理に食べるとお腹を壊します.*1

「結論からいうと、案の定、納品後に人材が次々と去るという事態がやって来ました。」
「ちなみに……、この案件を請けた会社はいまはもうありません。」

合掌.

*1:食べられないと分かっているのに,上からの指示で無理矢理食べさせられることもある.しかもモデラーご本人は,何故か絶対に食べない.