シャープの電卓がIEEEマイルストーンに認定 - カレーなる辛口Javaな加齢日記

ビジコン社の電卓を作るためにIntelがマイクロプロセッサを発明し，コンピューターの世紀を生み出すきっかけとなった．

このうち「東北大学の八木研究室で開発された指向性アンテナ」は，通称「八木・宇田アンテナ」(或いは八木アンテナ)と呼ばれる物で，今でも地上波TV用などで広く使われている．日本が世界に誇る発明品の一つだ．
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E6%9C%A8%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A

日本の発明品が，その優秀さを認められ事実上の世界標準となった例の一つで，今風に言えばさしずめ「青色発光ダイオード」のようなものだ．これが日本人の手による発明だと知らない人も意外といるのだろう．

にもかかわらず「日本人技術者は他人のやったことを真似るのだけは得意だが，独創的発想に乏しく，世界に通用するような発明品は作られたことがない．」という論調を展開するために，マスコミにとってはなかったことにされているのは残念なことだ．