三高から三低へ

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「三低」とは、低姿勢(レディーファースト)・低リスク(リスクの安定した職業)・低依存(束縛しない、お互いの生活を尊重)の男性を意味していて、結婚しても仕事を続けたいという女性や、自分の時間を大切にしたいといった女性から高く支持されているそう。

「三低」ってのは単なる言葉遊びだな.「三高」と逆を意味する単語に無理矢理こじつけているだけ.

独立心の強い女性なら「相手を尊重する」(ここでいう低姿勢,低依存)は,妥協できない部分だろう.「安定した職業」が人気なのは不景気な時代ならいつものことだ.要は「安定した職業を持っていて,自分(この場合は女性)を一人の人間として尊重してくれる」というだけで,いずれも取り立て珍しいものではない.

なぜ時代は「三高」(高学歴・高収入・高身長)から「三低」に移り変わったのでしょうか。

そもそも「三高」の時代なんてあったのだろうか.

高身長と高学歴は両立しうる.高身長と高収入も両立できるかも知れない.しかし高学歴と高収入とは何の関係もない.高学歴だから高収入だなんていうのは,マスコミがでっち上げた『幻想』です.

言ってしまえば「三高」とは『バブル』でした.「こんな風だったらいいなあ」という願望の塊に過ぎません.現実に目を向ければ「お金持ち」ってだけでも少数派なのに,学歴も高くてオマケにお金持ち(+すらりと背が高くて二枚目).そんな男なんて滅多にいないと思いますね.いたとしても倍率も高いことでしょう.