いま読むべきGoogle(グーグル)本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409892
これらに比べると、「国家の品格」とともにベストセラーになった「ウェブ進化論」は、所詮、グーグル万歳、シリコンバレー万歳であって、内容も薄っぺらで底が浅い。
(中略)
いま、1冊だけグーグル本を買うなら、「Google誕生」。
もう1冊買うつもりがある、あるいは文化的、社会的な視点からの分析が読みたければ、佐々木俊尚「グーグル」を薦める。
- 作者: デビッドヴァイス,マークマルシード,田村理香
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2006/05/31
- メディア: 単行本
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グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 新書
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- 作者: ジョン・バッテル,中谷和男
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/17
- メディア: 単行本
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経営コンサルタントとしてはいざ知らず、技術コンサルタントとしては評価できない。「はてな」の社外取締役らしいが、「はてな」、大丈夫か。\(^O^)/
先月にデータベースの故障などに起因する障害が発生したため設備を拡充して対応して参りましたが、現在登録サイトの増加により設備拡充では対応が難しい遅延が発生しております。
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaantenna/20060617/1150541514
これが本質的な問題かどうかは不明.
そう言えば「はてなアンテナ」も,検索エンジンと技術的には同種のものだよな.ハードウエア的/ソフトウエア的な性能で,大規模化の限界が決まってくると予想される.
そういう一端は、「Google誕生」を読むとはっきりわかる。グーグルは世間一般のイメージと違って、ソフトの会社ではなく、まず、ハードウェアの会社、そしてハードとソフトの一体開発をやっている会社。
世間一般のイメージってのがイマイチ分からん.
あれだけの物を作るには,既存のハードウェアじゃ足りない部分が出てくるのも当然で,ある程度は自前でカスタマイズする必要も出てくる.特に並列/分散処理が入ると,ハードウエアのアーキテクチャが最適なアルゴリズムにまで影響を及ぼす.ソフトウエア技術者でもハードのことを知らない人間は役に立たないのでは.またソフトのことを知らない並列コンピュータ技術者というのも想像し難い.*1