「Requirments for Software Engineers」
http://architect.blog.klab.org/archives/50456256.html
日本とワールドワイド(特に最も競争の激しい北米)ではで要求される平均的スペックに雲泥の差があるからです。日本の平均的なエンジニアの殆どは、北米ではまず仕事にありつけないでしょう。これは言葉の問題は除外し純粋に技術的スペックのみ見た場合であってもです。
まあそうなんだろうなあ.あれがきっと「平均的」なんだろう.
合目的性の達成のためには、サポート契約やコンサルティング契約など、ソフトウェア自体とは別の契約として対価を支払う必要があります。
日本ではこの前提が成立していないため、ソフトウェア開発で最もコストの掛かる合目的性を担保するのに非常に原価コストが掛かります。この合目的性の担保はソフトウェアの構築そのものではなく顧客折衝によるものが大きい(と言うかそうじゃないと無理)ため、エンジニアに求められる資質の多くが(特に上に行くほど)折衝能力に傾きます。
それで「文系技術者」と営業の台頭を許すことになったと.
コンピュータサイエンス分野の学士以上の学位を持っていることが最低条件です。(中略)
日本では「大学で学ぶことは実社会の役に立たない」と思われがちですが、決してそんなことはありません。特にいわゆる理系分野で学部レベルで学ぶことはその分野の基礎の基礎であり、その基礎なしに到達できるレベルの上限はたかが知れています。
同感.学歴は「足切り」であり,スタート地点なんですよね.あくまで基礎知識を身につけるだけ.泳ぎ方も知らずにバタバタもがくだけでは,いつまでたっても泳げるようにはなりません.
ソフトウェア業界は特に会社を移る機会が多い(またそのメリットも大きい)こともあって、常にレジュメをアップデートし続け、カバーレターを足すだけでいつでもどこかの会社に送れるようにしておくのは普通ですし、自分の価値を高めレジュメの内容を良くするためにかなり詳細に技術的なフォーカスを絞ります。
カバーレターですが、レジュメには経歴とスキルリストという会社によらないその人の客観的な情報を含め、応募する会社に特化した(例えば御社が募集しているこのポジションには自分のこのスキルが役に立ちますよ、とか)内容を書きます。
日本だと難しいなあ.なにしろ募集しているポジション自体が曖昧だし,そこで求められるスキルについても何も書かれていないから.
そもそもの技術的要求がほとんど関係ない場合:要求スペックにはそれなりのことを書いておいてインタビューでそれについて表面的にしか聞かない場合、あなたをデスマーチプロジェクトを片付けるための単なる人足や消耗品としてしか見ていない証拠です。
どちらにしても、そんな会社に入ったら不幸なることはほぼ確実ですよね。
はっはっはっ.たしかに.orz
以下抜粋.
- そもそもソフトウェアエンジニアの仕事は何か、それはコードを書くことです。だからインタビューで実際にコードを書かされます。
- いずれにせよ、ソフトウェアに関するスキルはコーディングと直結していないと意味がないということです。
- コードが書けないプロジェクトマネージャやアーキテクトはあり得ないので、必ずまずはコードを書かされ、それをベースにインタビューが展開されます。
- スキルレベルの高い人は、リストアップされるスキルの数が多いとか、1つのスキルについても書けるコードが洗練されていたり、より一般的なコードが書けるとかいったふうになるだけです。