オブジェクト指向を正しく理解する

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/lecture/20061204/255699/
10点かな.100点満点で.

従来の開発手法は,ソフトウエアが実現する「機能」に着目しました。最初に全体として実現する機能を定義し,それを徐々に細かい機能に分割していくのが基本的なやり方です。この手法は「構造化分析/設計手法」として体系化されており,長い間主流として使われてきました。

 オブジェクト指向では全体の機能を一枚岩ととらえずに,データと手続きを持った「オブジェクト」の集まりとしてとらえます。ソフトウエア全体として機能を実現するだけでなく,保守性や再利用性に配慮して,個々の部品の独立性も重視するわけです。

ここまで読んだ時点で,この記事に読む価値がないことはほぼ明らか.

。筆者は過去に,オブジェクト指向と哲学を対比する説明や,「オブジェクト指向を使えば現実世界をそのままプログラムに表現できる」といったちょっと不思議な説明を聞く機会が何度かありました。

不思議というか,奇想天外というか.*1

そうした聞き手の意表を突く話は,何かおかしいと感じながらも,思わず受け入れてしまいがちです。

いいや.
素人ならまだしも,まがりなりにも専門家を騙せるほどのもんじゃない.

オブジェクト指向の正しい理解を妨げるもう一つの落とし穴は「もの中心」というコンセプトそのものです。

それは説明の仕方が間違っている.
この章はまるごと無視して良い.


以下,時間のムダなので省略.

*1:一番適切なのは「支離滅裂」かな.