SIerが理想とする『ソフトウエア技術者』像 - カレーなる辛口Javaな加齢日記

いや……私今までUMLを馬鹿にしてたのですが、複数人で意識合わせをやるときの道具としては有効と気付きました……。ぐだぐだ個々について話すよか、名詞がクラス候補っ！という大抵の本に書いてある頭悪い常套句を引用して言い切っちゃった方が、通じる通じる……。

文中に出てくる「偉い人」とか、すでに実装スキルがout of dateになっている技術者は設計しちゃいけないんだよ本当は。

とはいうものの，年功序列の日本企業では「out of date＝年長者≒偉い人」なわけで，反論するのも説得するのも時間の無駄です．

趣味の時には考えもしなかった「納期を守って利益を上げること」が求められている。

だからこそコードの品質が重要なのです．

プロジェクト管理なんて飾りですよ．でも「偉い人」にはそれがわからんのです．*2

それがイヤならさっさとSIerなんて辞めましょう。ってことかしら。

やっぱりそれしかないのかな．転職なんて，しないで済むならそれに越したことはないんだけどな．*3

*1:技術者としては事実上の敗北宣言でもある．
まるで医者が治療可能な軽傷患者の治療を放棄し，患者を安楽死させることに同意するようなもの．医者としての基本的な倫理に反する行いだが，患者の家族が合法的な殺人を望み，警察も裁判所も彼らの味方をする限り，医者の倫理観など無力だ．

*2:救いようがないほど時代遅れで馬鹿だから．

*3:でももしやるのなら，絶対に若い内の方がいいです．歳を取れば取るほど条件が厳しくなるし，しがらみも増える．