UML万能論は不滅なのか

http://slashdot.jp/comments.pl?sid=355989&cid=1131554

UMLがあれば工程を自動化できるCASEのようなもので未来は明るい、と組み込み業界がその方向を決めている模様。

実際にそういう動きになっていますね。あれ(=UML)はあくまでもドキュメンテーションツールとしては使えるがコーディンまで落とすための開発では使えない、と散々言っているにもかかわらず、です。業界によってはMATLABも、ですな。

うわあ...

惨状が目に浮かぶようだ.*1

ということはあと5年くらいするとUML万能論がきえるかな。

もうちょっと時間がかかると私は見積もりますが?(笑)まだ、一部取組中で全体への波及はまだこれから、ではないかと。一度開発が一巡しないと「だめだねこりゃ」とはならないと思いますので、全体への波及が3年、一巡が3年、気づくのに1年で計7年。遅くともプラス1年で2015年かな?

今度は「組込みソフトウエア技術者不足が深刻な問題になっている」「組込み技術者離れが進んでいる」とか特集が組まれるようになるんですかね.そして,不足させた張本人は退職金もらって悠々自適の老後を送ってるのかな?

私は気づいてからが見物だと思っています。XP始めたりしてw

XPは本来組込み向きだとは思うけれど,

その頃は,既にまともな技術者が滅んだ後で手遅れになっているかも.

組込みがソフト業界の10年前を追いかけているなら,十分にありうる話だ.

*1:「経験者なのでAC」。