優秀なプロジェクトマネージャが語りたがらない真実

http://slashdot.jp/comments.pl?sid=355989&cid=1131783

うちの会社に入ったときにまず教えられたのは、大きなプロジェクトでは優秀なプログラマの影響は限定的であるというものでした。つまりプロジェクトが大きければ大きいほど個々人の力量の影響は限りなく小さくなり、プロジェクトは全て人月で計算するのが当たり前だというものです。

これは経営者が優秀な技術者に金を払わないために使う典型的ないいわけだね。しかし優秀なプロジェクトマネージャは口に出しはしないがこれが嘘であることを知っている。

彼らはそんな素振りは見せずにシステムに参画している技術者の技量をチェックしていて、システムの要となるような重要な機能や全体の性能を左右するようなクラスやライブラリの作成、その他の難易度の高い仕事を優秀な技術者に割り当てる。

あー道理で.
毎回違う初物の仕事ばかりやらされると思ったら,やっぱりそういうことか.

…内心では、「前のヴァージョンのコードが事実上の設計書で、独自書式のシーケンス図が仕様書と言う状況で作らされてるこっちと、既に詳細設計が終わっていたのを貰ってただCodingしただけのアチラと一緒にするなよ(-_-#)馬鹿野郎が(-_-#)」とか毒づきましたがね。飽くまでも内心でですが。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=355989&cid=1131552

もし親コメントみたいなことを本気で信じているひとがいるんだとしたらそいつはきっとこの「表沙汰にはされない調整」の結果、難易度の高い仕事を任せられないと判断された奴らだ。

そういう人ほど管理職に『昇進』し,最後には

フレームワークの設計は個々人の優劣が影響しないことが必須」みたいな絵空事を信じれてしまう。ある意味、幸せな人たちだな。

になってしまうのか.*1

まずはこういう人たちに対し,基礎教育からやり直させることが重要ですね.

*1:ひょっとして件の社長もその一人かも.