自己責任
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/961294.html
http://news.livedoor.com/article/detail/3136851/
「一番ワルいのは、レイプされた女性」と私は思う。
とまでは言わないけれど,
ピストルや刃物で脅されているなら別だが、凄まれただけできっぱりと、あるいは、大声で、あるいは、立ち上がって何故周りの人にアピールしなかったのか。なぜ、その勇気が持てなかったのか。それは、自分が危険であるにもかかわらず、まだウジウジと、拒否の表現をしない曖昧さが、普段から身に付いているのである。結果として、そのファジイがレイプされる事になったのだ。だから、この女性が一番ワルいのだ。自己主張しなかったから。
に関しては半分同意.
私だったら,女性が「助けてくれ」と言わない限りは原則として助けません.
男がナイフを女性の首に突きつけているとか,拳銃を持ち出してきているとか,せめて猿ぐつわでもして喋れないようにしているとかの明らかに犯罪であるという証拠がない限り,「疑わしきは罰せず」の原則に従えばそれは男女の間の「個人的問題」,平たく言って「痴話喧嘩」*1でしかありません.証拠もないままに個人的な問題に個人の判断で干渉した場合に,法によって裁かれるのはこっちです.そこには善意であったかどうかなど関係ありません.*2
特に女性が絡んだ事件では,物的証拠なしで裏付けも無しに有罪判決がでるのが日本という国です*3.助けを求められてもいない問題に関わるのは,あまりにリスクが大きすぎるのです.
あと,どうにもこういう人は危機意識が低すぎるように思います.抵抗しないということが「無条件降伏」であり,時として最も危険な行為であることは自覚すべきです.
ちなみに、アメリカで「お金持ち向け護身術」の講座に行った人に聞いたのですが、
「誘拐されそうになったら、その時点で激しく抵抗しろ」
というのが教えだそうです。一旦車に連れ込まれたら、危害を加えられる可能性は高まるばかりで、死ぬリスクがどんどん高まる。銃を突きつけられようが、巨漢に羽交い絞めにされようが、とにかくその場で大声を出して暴れまくれ、
「なぜなら、そのときが一番助かる確率が高いから」
という恐ろしい話。
http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/12/post_5.html
あ,そうそう.
もしこれがタチの悪いお芝居だった場合,必死に駆け付けた人間は晒し者にされて恥ずかしい思いをするんですよね.ましてそれがTVで放送されたりしようものなら,一生の不覚じゃ.