驚愕の社会保険庁のシステム

http://slashdot.jp/~von_yosukeyan/journal/405950
メモ.

  • 第一に、外部システムとのデータ配信、交換システムと、ホスト間のデータ交換方式に、バッチ処理によるテープ交換に依存する部分が多い
  • 第二に、データの統合システムがない点。
  • 第三に、災害対策が全く考慮されていない点。

驚くべきことに、各システムには待機系は存在するものの、コールドスタンバイによる遠隔バックアップ機が存在せず、遠隔データバックアップシステムも存在していない。三つの庁舎にシステムが分散しているにも関わらず、各システムは被災するとデータが消失する危険がある。

名寄せ云々の騒ぎじゃないな.もし年金が受け取れなくなった人が自爆テロでも起こせば,国民まとめて全部の年金データが消えちゃいますよ?*1

わりと最近まで、某旧帝大系の(元)大型計算機センターでも夜間は電源を落とすとか、(動かすにしても)夜間分の電力予算が認められないとかあほらしい運用をしていたのだが、夜間運用を増やしてCPU資源の効率化を行ったほうが、無駄に高スペックなシステムを使う必要性が減ると思う

*1:こればかりは勘違いであることを心から祈りたい.