壮絶な吊りか,ベンチャーへの挑戦か.
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070802/1186055200
知人が起業することになり、創業メンバーを募集しているそうです。
まあ,やっぱり「新手の詐欺か?」とは誰もが思うところだろう.
この国で,ベンチャー企業が優秀な人材を集めるのは,そのくらい難しいのだ.ベンチャーにとっては,「人材確保と低い離職率こそがコアコンピタンスだ」と言っても良いかもしれない.
たぶん、提示年収についてはポジティブな言い方をしているけど、実際にはもっとずっと後ろ向きの理由で設定されたんだと思う。
まあこれについては,後ろ向きというよりは現実的というべきだと思う.米国だとベンチャーだろうと大手企業だろうと,実は報酬自体はほとんど差がないそうな.そうでないと優秀な技術者を引き抜けないのですね.日本よりは転職が一般的といわれる米国でさえも,自分にとって不利な転職をわざわざしない.特にトップ技術者だとなおさらだ.
コレと関連して
- アメリカと違って、日本にはまだベンチャー企業が育つカルチャーがありません。つまり、日本の起業家は孤独だと思うのです
- 資金調達や人材確保が困難なこと、そしてベンチャー企業に対して顧客が懐疑的になりがちなことなどです。
- 日本に比べると、アメリカはもちろんですが、インドやイスラエル、中国などはVCの数が圧倒的に多いですね。
- これは深刻な問題です。VCが少ないと、ベンチャー企業に資金が回らない。資金がなければ、起業する人も少なくなる。起業家が少なければ、プロジェクトの数も減る。プロジェクトが少ないと、イノベーションができない。イノベーションができないとなれば、大企業に行くしかない。これらはすべてつながっているのです。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20354150,00.htm
それにしても
私は、英語学習をもっと早い時期に始めるべきだと感じています。ただし、英語力よりも問題なのは、日本人は自意識過剰でシャイなため、あまり英語を話したがらないことです。
やはり問題は英語か.