KLab 面接FAQ

http://sengoku.blog.klab.org/archives/64599336.html

求職側は、いろいろな会社の面接を受ければ、どんな面接があるのか実地に知ることができますが、求人側は、他社がどんな面接をしているかあまり知る機会はないですし、まして自分達の面接が第三者の目から見るとどう映るのか、教えてもらう機会は皆無ですから...

やたらに「こんな面接は初めて見た」と強調されるので、逆にこちらが驚いてしまいました。面接して採用した技術者が入社後どのくらい伸びるかは、その人がどのくらい技術が好きかにかかっているわけで、なら「どれだけ技術が好きか」をとことん聞くべきだと思うのですが、他社の面接はそうじゃないのですかねぇ...?

至極もっともな意見だと思うけど,実際に面接を受けてみた経験から言ってもそんな企業は今まで一度も見たことがありません.技術者の常識は人事部の非常識のようです.


ところで,

すると、部長が言うにはこうだった。
「未経験者でも構わないけど、とにかく受け身な応募者が多い」と。
http://exneet.blog58.fc2.com/blog-entry-598.html

ほとんどの企業の面接において「どれだけ技術が好きか」を問わない現状で,「俺はこの技術が好きでプログラマーをやっているんだ!」と熱い情熱をぶつけることに何の意味があろう?しかも面接相手が人事部の人間で,こちらの話している内容を理解することさえできないというのに.おそらくは「反抗的だ」とか「自信過剰だ」というレッテルを貼られて,それでその人のキャリアも終わり.

「出る杭は打たれる」が日本企業の評価制度.「鉄は熱いうちに打て」ではなく,組織ぐるみで若者の牙を抜いて扱いやすく調教することに力を注いできた.それでもなお,受け身でない人間が生き残っていられるだろうか.