オブジェクト指向と相対性理論
デザインパターンなんかのオブジェクト指向に因る技術が大事なのはよくわかる。けれど、それって本当にそんなに重要なものなのかな。むしろ Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して とか Cプログラミング診断室 とかで書かれてるような、一行一行を大切に書く心がけのほうがよっぽど価値があるんじゃないか、と。
http://d.hatena.ne.jp/kagamihoge/20070901/1188628245
それも大切だけど,そんなのはプログラマの基本で常識だろと.
「診断室」レベルのことは知っていて当然なだけで,それができていない人はOOP以前に一から勉強し直した方がいい.*1
それはまるで相対性理論を勉強する前にニュートン力学,ニュートン力学を勉強する前に微積分を勉強するようなものでは.ニュートン力学も微積分もすっ飛ばして,いきなり相対性理論だけを理解しようというのは,あまりに考えが甘すぎる.
ニュートン力学が相対性理論の近似解に当たるというのはそんなに知られていないのか?話だけとはいえ、私は高校の頃に物理の先生から教わった記憶があるんだが。
http://blackshadow.seesaa.net/article/53351642.html
*1:つまり http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070825/p1 の話の前には,変数名の付け方とか,データ構造とアルゴリズムとか,構造化プログラミングとか,ツールの使い方とか,その他諸々を勉強して身につけているというのが前提になっている.あまりに常識的すぎて書くのを忘れていただけ.