「 Ruby on Railsはゲットーだ」
http://slashdot.jp/articles/08/01/02/0046222.shtml
メモ
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=385590&cid=1274762
- 原文はかなり長文でそんなに単純な問題でなく、色々と多くの問題に関して書いてあります。
- また多くの仕事で給料がもらえなかった経験を経て、さらにRails界隈の人々にタダで、その上に期間限定でバグ取りをさせられたと主張しております。
- しかし、コンサルタントに関しては穴があるようで、そのためにコンサルタントには6倍もの給料が払われていると主張しています。しかし彼の考えによるとそのような価値はコンサルタントにはないようです。
- Thoughtworksのコンサルタントたちの仕事の内容はあまりよろしいとは思えず、彼もまたコンサルタントとして2回、Thoughtworksの仕事を請け負ったようですが、そのあまりにも杜撰なコーディング内容に憤りを感じていたようです。
- これは今現在日本でもさんざんと議論されているSI業界のあり方に対する強烈な問いかけであり、たかだかインデントがどうとかいうそのような問題ではないと思いました。
During 2006 I was effectively homeless for about 4-6 months out of the year and made no money at all. During the rest of the year the little money I made was impossible to get, and many times I was simply not paid.
これがなければ、「ゲットー」にはならなかったはずなのだ。(中略)
それでもまだ、会社のバックアップがあれば、はまったまま生きては行ける。しかし、オープンソースとどうつき合うかは、基本的には自己責任。半年無給(そして無休)で尽くす羽目になっても、訴えなければ誰も助けてくれない。
そして、この辺の間合いをどう取るのか、というのは未だに確立されたノウハウがないのだ。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50978950.html
http://d.hatena.ne.jp/rintaromasuda/20071227/1198771651
血気盛んな学生の集まりの中でじゃあAVL木とかB-Treeのデータ構造がどういった用途に適しているだとか、SICPでLispの素晴らしさが分かったとかそういう話と、RoRでクールなページがさくっと出来たぜとかFLASHでカッチョいいアニメーションを作ったとかいう話とどっちが周りの人間に響くかといったら後者な訳ですよ*1。
若い頃の価値観っていうのは結局周りからどう思われるのかってのがほとんど全てだろうから、自分の何分の一かってくらいしからプログラムを理解していない奴が自分よりも賞賛を受けている現状があるとしたら、そっちの方向に基本的には行っちゃうだろうなーと思います。
そういう評価の仕方しかできないのは若い人だけじゃないですよ.*1
*1:だから営業とか「スーツ」なんかが嫌われるんだが.