医療崩壊:「県内6つの県立病院全てで産婦人科が休診」
県立南会津病院の産婦人科が今年の4月から休診になる恐れのあることがわかりました。南会津地方では唯一の産婦人科で休診となれば深刻な状況です。
http://koerarenaikabe.livedoor.biz/archives/51118106.html
なんだかんだ言って大阪というのは凄い土地で、まわりじゅうの府県であふれた搬送依頼をブラックホールのように吸い込んでくれてきた。その大阪が崩壊するときは近畿一円みな共倒れだと思う。大阪がもう他府県は受けられませんと鎖国したらと思うとぞっとする。さらに進んで大阪から難民的に母体搬送や新生児搬送や、さらには一般のお産までがあふれ出てくることになったら、とうてい近畿では受け止められない。その余波がどこまで広がることになるやら見当もつかない。
http://childdoc.exblog.jp/6744401/
第5フェーズまで終了してる段階で手遅れかな.
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20071025/p1
関連:http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/
行き着く先は……
「医療のオフショア化」というのが,どんどん現実味を帯びてる気がする.
歯ぐらいなら海外でもいいかな、という気もするが、心臓手術をインドでして大丈夫なのか。
大丈夫みたいです。というのも、アメリカで教育を受けた医師も多く、設備も、メディカルバケーション向けに力を入れて整備しているケースが多い模様。また、米国の病院の認証を行っているJoint Commission on International Accreditation of Healthcare Organizationsが海外の病院の審査をして、お墨付きを出す、ということもしている。
http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/10/post_9.html
インドはMaharashtra州のヘルスケア・プロバイダが州と「医療ツーリズム協議会(MTC)」を設立、一致協力して「医療ツーリズム」に乗り出し始めた。インドを医療ツァーのメッカというのがその目的。(Its aim: to make India a prime destination for medical tourists.)
医療費の高いイギリスやアメリカの患者さん、最新設備の整ったインドで治療を受け、ついでに州でご自慢のアラビア海沿いの五つ星リゾートで観光も楽しんでいってというものだ。
例えばボンベイの私立 Hinduja病院。
Its spotless corridors and state-of-the-art equipment could be those of the best hospitals in London or New York.
ちり一つ落ちていないHinduja病院の廊下はもちろん、設備はロンドンやニューヨークの最高級病院に匹敵するが、最大の違いはお値段。
http://www.chikawatanabe.com/blog/2003/08/silicon_valley.html
このまま順調に医療崩壊が進むと,行き着く先は「金持ちは海外で治療」「貧乏人は死ね」だと思う.でもこれって実は普通のことなんだよね.
ただし救急医療だけはアウトソースできない.外国人の医者を日本に輸入する……と言いたいところだけど,彼らは奴隷労働&裁判で有罪判決を受けるリスクを受けいれたりはしないしょう.*1
*1:マンガに出てくるように,外国の大使館内に病院を作って,そこで治療すればなんとかなる?ま,結局治療を受けられるのは金持ち限定なんだが.