移民庁問題

自民党は外国人の定住を推し進めるための基本法制定の検討に入った。日本で一定期間働く外国人の受け入れや管理政策を担う「移民庁」を設置するほか、不当な低賃金労働などが問題となっている外国人研修・技能実習制度を抜本的に見直す。少子高齢化による人口減少の流れを踏まえ、海外からの人材確保体制を強化する。来年の次期通常国会への提出・成立を目指す。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080505AT3S0201E04052008.html

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1121449.html

何度か取り上げてるけれど,

当然、そこまで搾取されたら、出るもんも出なくなる。少子化が加速するのは、若年層ばかりに責任があるわけではない。実際、30代正社員と非正規の既婚率は倍の開きがある。
年功序列制度は、いまや不幸の生産装置だ。
ところが、経済界のすごいのは、そういう経緯はすっとばして「移民を入れて少子化と労働不足を克服しろ」と言っちゃうところだ。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615509#2615509

私は移民受け入れそのものに対しては,必ずしも反対ではない.もちろん難しい問題は多数抱えているのだが,国際化や多様性という観点からは長期的には移民を受け入れるべきだ.

だが,今経団連が求めている「移民」とは,安くて使い捨てに出来る新たな社畜の供給源でしかない.これには絶対に反対する.


少子化が一時的な問題であれば,移民受け入れで解決できるかもしれない.だけど今の少子化は不況と世代間格差などの構造的問題である以上は,移民を受け入れたとしても何も解決しないだろう.奴隷労働やサービス残業という詐欺行為に対して,国際的非難を受ける恐れさえある.

その場合に責任をとるのは一体誰になるのだろう?

関連:
http://remote.seesaa.net/article/92882222.html
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20071024/p1
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070916/p3

追記

  • 40代以上は「全く想定していない」(同対策本部)と困惑気味。
  • 対象者のうち30〜40代以上と10〜20代の割合も同じで、若年層に多いといわれるひきこもりが、実際には“高齢化”していることが浮き彫りとなっている。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080505/trd0805052309015-n1.htm

んなの当たり前だろが....お役人は馬鹿ばかりか?

コメントより抜粋

  • 引きこもりが社会問題化して何年経ってると思ってるんだ。
  • お役人やマスコミどもは若者が"若者のまま"生きてると思ってんですかね。
  • 40になっていきなり引きこもりが始まるならそうかもしれないけどね。
  • 90年代前半の第一次就職氷河期世代が40代ですからね…ということは今の第二次氷河期世代がもうすぐだよ。
  • 無対策でスライドしただけ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080505/trd0805052309015-n1.htm