日本の住宅ローンを支えた神話

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090106/181924/

 しかも日本では、万が一にも金融事故を起こしデフォルトすれば物件を競売に出し、残高に見合わない部分は本人もしくは連帯保証人から取り立てるのが一般的な融資条件ですから、家を失ってもまだローンを払い続けなければならない。それが怖くて売るに売れず、絶望的となる図式が社会問題となっているのです。

かなり反論もあるみたいだけど.

いずれにせよ,こんな物騒なローンがくめたのも,日本には

  1. 土地神話:地価は上がり続ける.土地や住宅は値上がり確実な安全な投資対象.
  2. 終身雇用:会社が潰れることは絶対にないし,社員が解雇されることもない.
  3. 定期昇給:給料は年々順調に上がり続ける.下がることは絶対にない.

という三つの神話があったからだろうね.景気が良い時なら,ちょっとくらい問題があっても目を潰れたんだね.

しかし,今やその神話は三つとも既に過去の物だけど.
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20081013/p4
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20080719/p2

お前が言うな、と

http://shintata.com/mt/2009/01/08203503.php

購入した途端にその価値が1割も2割も下がるのは、日本の市場に問題があるんです。

「築15年? もう住めませんよ! 新しく建てましょう」
まだ住めるのに、どんどん壊して建てていった。そういう市場を作ってきたのは誰でしょう?


あなたたち建築屋ですよ!!

僕から言わせれば、電球も住宅も同じで、長持ちさせようと思えばできるはず。
そうしないのは、長持ちしたら新しいものが売れなくなるから。
建築屋の利益を確保するために、長持ちさせないようにしてるんじゃないかって思えてくる。

これは同意.