GOTOの亡霊

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/08/037/index.html
http://schlueters.de/blog/archives/94-Goto-your-Christmas-presents-with-PHP-5.3.html
http://d.hatena.ne.jp/shin/20090110/p2 経由

言いたいことは全部言われちゃったけど,いまどきGOTOを『新規に』追加する言語だなんて,他に類を見ないでしょうね.*1

これでPHP使いはますます肩身の狭い思いをすることになるんだろうな.

http://kan-nazuki.livedoor.biz/archives/51276475.html

gotoで書いた方が極めて簡単に書けるコードも実際にあるわけで、頭ごなしに否定するのは理知的なプログラマのやることではないと思う。

そういうのは具体例を書かないと机上の空論.せめて一つは具体例を出さないと反論にさえなってない.


ちなみにC言語のような古い言語では通常の処理でGOTOを使うことは滅多になく,例外処理を書く時『のみ』有効じゃないかと言われてきた.*2それも極めて慎重に使っての話.

最近の言語では例外処理は例外機構で実現されるのでGOTOの必要性は『全く』無くなった.それでもなお例外機構ではなくGOTOを追加しなければならない場合があるという画期的な新理論というのは,私は寡聞にして知らない.

私は、(分岐などによって)メソッドの途中でreturn文を書くのがあまり好きではないので、きわめて単純なロジックを除いては、メソッドの最後にreturn文を書くようにしている。

ぜんぜん合理的な理由じゃないでしょ.

*1:それにしてもPHPなんてタグがあったんだな.作った本人のはずなのに,すっかり忘れてましたよ.

*2:多重したネストからの回復でも使うけれど,多重したネスト自体がスパゲッティプログラムの元なので,あまり誉められたものじゃない.