「IT業界で楽しく仕事をするための10カ条」
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/column/andoh/andoh45.html
なぜかブクマされてるけど,全く的外れ.コレはひどい.
「技術者は自腹を切って勝手に勉強しろ.でも評価しないし使い捨てるよ.」ってことでしょ.*1
こんなの鵜呑みにしちゃうのは,まだ現場を知らないウブな新卒学生くらいじゃないかな.
遠い将来も全自動で何でもできるコンピュータが登場するとはあまり考えられず、技術者という職業はますます重要な意味を持ってくると考えられます。
まあ間違っちゃいないけど,日本のIT業界の現実を見ていない意見だな.
http://d.hatena.ne.jp/masayang/20081111/1226429835
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20090227/p1
「これからはオフショアの時代だ.下流行程のような価値のない仕事はどんどんインド人にとられてしまうので,上流工程にキャリアアップすべき」という話じゃなかったの?だから技術者の給料を下げてるんだよね?
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.atmarkit.co.jp/fjava/column/andoh/andoh45.html
- id:tasogare30 来月から仕事だ。身体に気をつけてやっていこうと思う。
- id:jtw つまり、会社をあてにしたらダメってことですね!
ガンガン逝こうぜ! いのち大事に。
向上心のある人なんていないんじゃないかな.
技術者なんて要りませんって豪語する業界の老害ども重鎮のかたがたがのさばっていますから.間違って入っても3年以内に辞めるでしょ.
いつの時代でも優れた才能は不足するものだけど,必要な「頭数」は減るでしょう。
だから,今いる「IT技術者」の8割〜9割は不要になるものと思います.
シグマ計画というコンピュータに関する通産省の国家プロジェクトがあった。このプロジェクトは、ソフトウェア開発の効率化を目指したものであった。
http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/okite/okite.9.1.html
「1990年には60万人のソフトウェア開発技術者が不足する」
との報告書が1984年に産業構造審議会から出され、将来のソフトウェア・クライシス対策として始まった。
(中略)
金銭的な失敗だけでなく、ソフトウェアの生産性や品質の向上に対しては、完全に足を引っ張る作用をしてしまった。不況の影響もあるが、産業構造審議会の報告と正反対の
「1995年には60万人の無能なソフトウェア開発技術者が余った」
というのが実情である。
- id:osanay 分からないことをなるべく自分で調査してたらコミュニケーション能力ないみたいに言われたんだけど
それもあった.孤立してるとか協調性がないだとか.*2
- id:finalB 誇りを持って仕事をすると、本当に仕事が楽しくなる。しかし、IT業界で言う「出世」とは、「誇りを失うこと」であるケースが多い。
- id:diary193 IT業界を楽しくする、でなく、IT業界で楽しく仕事するための10カ条。学ぶことは楽しいですよ。
- id:monopticon 一頃はこのレベルなんて各社真っ当に新人教育してた。浅い歴史のせいにして個人の向上心持たないと楽しくなれないよ、と思わせるところがIT業界のダメなところ。
http://d.hatena.ne.jp/masayang/20090311/1236833306
其の一、仕事は遊ぶための資金稼ぎと割り切るべし。
これはかなり重要.
「プログラミングは面白いからお金なんて要りません」なんて人は,お金なんてもらわず趣味でプログラミングしてればいいんですよ.面白くてもなくても,仕事としてプログラミングをやってる限り,それに見合う対価はもらわなければならない.それがプロの定義であり義務です.
それこそ,自分の子供(や妻)に,「プログラミングは面白い.だからお金がもらえなくて,うちは貧乏なんだよ」なんて言い訳をするつもり?*3 *4
其の六、専門分野を隠した上で、知ったかぶりする上司を嘲笑すべし。
まあこれはね.顔に出てるか否かはともかく,そうなります.
其の九、コーディングはできません、と演技すべし。
プログラマではなく、「上流設計できる人」が格上とされる業界だからね。間違ってもコーディングができるなんて言わないほうがいいよ。
うん,これは本当に,その通り.orz