多重下請けの終焉?? ご冗談を.

なんとなくツッコミ所の多そうな記事だ.*1


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ここまで非正規の社員を雇わなかった理由はいくつかあるけれど、ひとつは派遣とか常駐が人材のピンハネだから。経営者の思想として、派遣されるほうも派遣するほうも相いれないと感じていたし、こうしたシステムが産業構造の空洞化を招くとも思っていた。もうひとつは、社内の技術力を低下させるから。いずれにせよ、とても嫌だった。

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001517

これは全くその通り.

しかし、製作現場の実態は小規模業者が大半を占め、発注元から極端に低い制作費を押しつけられるなど“下請けいじめ”が行われているとの告発が同省などに寄せられている。
公正取引委員会によると、制作会社の約63%が資本金1000万円以下の小規模事業者で、発注書が交付されず、発注の取り消しや、著しく低い制作費を押しつけられるなどの事例が頻発しているという。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090321/biz0903211914004-n1.htm

IT業界じゃないけど,強い既視感があるよね.

*1:そもそも2次まであれば十分多いってば.コの業界の人じゃないと,減らした結果が「2次下請け+α」だなんて想像もしないかも.