COBOLとスピード経営?,コンバイン,一太郎スクリーンセーバー
COBOLこそスピード経営に必要
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100319/345984/
エイプリルフールにはまだ早いよ.
初代「一太郎」を忠実に再現した「一太郎25周年記念スクリーンセーバー」
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100323_just2010_ichitaro_ss/
日本の農機メーカーってガラパゴス進化の代名詞なんですがね・・・
http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20100324/p1
ななめ読みだけど,そう思う.
小規模農家が非効率なことなんて百も承知なのよ.日本の農政なんて票田のための税金バラマキだから,経営効率とか利益率なんて何も考えちゃいない.そういう税金バラマキ型赤字垂れ流し農業に最適化されたのが日本の農機なのだから,諸外国に輸出なんてできるわけないと思う.
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/pal-9999/20100324/p1
- id:maketing このエントリにもありますが、物価が安い上に小規模な土地しか持たないアジアの貧農が日本のバカ高い農機具を購入してペイ出来るとは到底思えません。
- id:dagama 日本の農業は田舎の人間を食わすためのものなので、大規模化なんてできないのでは?
- id:REV ガラパゴス政権がガラパゴス農政を産み、ガラパゴス農政がガラパゴス農家を(以下略
- id:setamise 東アジア諸国に農協と農政族議員を作ればOK。農家の皆さんが借金漬けになって農機具を買ってくれる
- id:kybernetes いわゆる田分け。*1
- id:irigium ぴんと来ないなあ。クリティカルな部分は集中より分散した方がいいケースもあるので、大規模化だけが正解ってわけでもないだろうし。農業は自然相手にしているから特に。
いや,この場合は大規模化のみが唯一の正解.農業では「分散/小規模 ≒ 非効率」だから*2,農業の生き残りには大規模化は必要不可欠.リスク分散については一国の内部で分散したって意味がない.たとえば「中国とブラジルとアメリカとオーストラリアの農場と契約」くらいの規模で分散しないとな.
というか経済的に見てペイしない,その土地に不適切な農業というのがある.有名なのが酪農王国ブルガリア.作物が育たない土地だから酪農以外の選択肢が無く,大規模な機械化で比較優位を勝ち取るしかなかった.
日本の稲作などは,ブルガリアで米や小麦を生産して,出た赤字を税金垂れ流しで穴埋めするようなもんじゃない?
- id:guldeen 地形の問題はどうしようもない。例えば英国本土は投影面積は日本の2/3だが、耕作可能面積では日本をはるかに上回る/農業の道具や農法がその気候に特化するのは、当り前の話でしょうに…。
- id:raf00 農業政策が悪いので、農機メーカーもガラパゴス環境に合わせた進化をしていかにゃならん…ってことじゃないのん?
だから日本の農業は負けたのです.
地形のことはまだしも,小規模農家の乱立などは自ら首を絞めたとしかおもえん.非効率な農業を聖域として守り,その非効率農業に特化した農機を苦労して作ったところで,それで非効率農業の収益が改善して農業が再生されるわけではない.*3
*1:「たわけ者の「たわけ」は「田分け」と書き,子供の人数で田畑を分けると,孫の代,ひ孫の代へ受け継がれていくうちに,それぞれの持つ面積は狭くなり,少量の収穫しか入らず家系が衰退する.そのような愚かなことをバカにして「たわけ者」と呼ぶようになったとする説が多い.」http://gogen-allguide.com/ta/tawakemono.html
*2:大規模化については他の多くの産業でも同じだけど.
*3:「非効率な業務を,やり方を変えずにそのまま忠実にIT化」というのは,有名すぎるIT化の失敗パターンの一つだよなあ.