「市職員の子も“私学の割合”変わらず」

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/28/kiji/K20120128002522420.html
メモ

これに対し橋下氏は「ある程度お金を持ち身分が安定した市役所サイドが、自分の子には私立を選択させ、他人の子供に選択させないのはとんでもない」と持論を展開していた。(共同)

仮にその仮説が本当だとしても,そんな簡単な統計に出てくるとは思えない.
結婚して子供を産んで育てられるような「家庭を持てる」若者は,今ではむしろ勝ち組で富裕層だということを忘れてるような気がする.「結婚していて子供がいる」というフィルターを通した時点で,それは既に「ある程度お金を持ち身分が安定している人」を抽出しているとも言える.*1


本当の貧困層は結婚もしてないし子供も産めない.

産む時でも,養育費から逆算して子供の数を決めてるだろう.その結果の一つが現在の少子高齢化

だから「収入が安定していて失業の可能性が少ない」のような要素は未婚率や出生率への影響が大きくて,私立/公立のような末端部分への影響は出にくいと思う.*2

*1:もちろんそうでない人も含むが.

*2:というか,子供が高校に入る時の収入なんて,結婚する時は子供産む時には分からんてば.