「僕の知ってる「特許庁」の話」

http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/3522
とりあえずメモ.

君はSIerを指揮するだけでいいよ

という話だった。コピーはダメってことだったのでプロジェクトの概要は見ただけなんだけど、「特許システムのあるべき姿を追求した」という話で、途方もなくデカい話だった。金額は「だいたい50億くらい」って言ってたように思う

ところで、普通のシステム屋には、「普通のシステム」の規模感というものがある。それは、自分ところの能力がベースなのか、普段付き合っている顧客の資金力がベースなのか、そういったことはそれぞれだと思うのだけど、漠然と
こういったシステムはこれくらい

というイメージを持っている。それはまぁ「勘」に属することではあるけれど、影も形もないシステムの規模を見積る時には、わりと大事なものだ。もちろん精度が必要にならば、いろいろ具体的なもので埋めて行くわけだけど、それも詳細の設計に入るまでは「規模感」をベースにする。また、それが「常識の範囲」の「普通のシステム」であれば、そうそう大きく外れるものでもない。おそらく「特許庁のシステム」もそういったあたりでの入札だったんだろう。「その人」は多分入札仕様書を作る時に関わっていだんじゃないかと思う。だいたいその辺をウロウロしてる人だったから。

ところが、そこに「夢」が入ると話が難しくなって行く。

http://www.publickey1.jp/blog/12/gpmo.html
http://www.publickey1.jp/blog/12/it_17.html