PC遠隔操作ウイルス事件の容疑者逮捕(その7)
警察側からの新しい証拠は何も示されず進展がほとんどない.
「【PC遠隔操作事件】被疑者が述べた全てを公開」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130309-00023809/
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1753833.html
「字が汚い」という点については,キーボードを叩くことの方が圧倒的に多くてペンをほとんど使わない人間なら,誰しも心当たりのあることだと思います.*1
「PCなりすましネコ男事件警察はなぜ取り調べ可視化に応じないのか 実は捜査はヤバイことになっているまた冤罪を作るのか」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35119
メモ.
総集編みたいなもので,まとまってるようだが新規情報はなさげ.
スラド「捏造のスペシャリストを投入」
http://it.slashdot.jp/comments.pl?sid=594738&cid=2336819
メモ.
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「警察の新たな勘違い(遠隔操作ウィルス事件)」
http://nebula2.asks.jp/93286.html
とりあえずメモ.
記者会見で弁護士が、容疑者個人がもっているDropboxのアカウントと、ウィルスが格納されていたDropboxのアカウントについて、警察が混乱しているのではないかと述べていた。
最初俺はピンとこなかった。いくら警察がIT音痴でも、そんなこと…いや、でもありえるかも。
ま,まさかねー.
IPアドレスの一件を考えると,有り得ないということは有り得ないのか.
「派遣先のPCにはVS2010がインストールされていなかった(遠隔操作ウィルス事件)」
http://www.asks.jp/community/nebula2/91671.html
しかしそもそも派遣先のPCにVS2010がインストールされていなかったというのは、証明可能な客観的事実。これが本当なら、少なくとも「派遣先で開発した」という主張は崩せる。
自宅のPCで開発した可能性は残るが、これまで警察は派遣先で開発したと主張してきたのだから、警察はシナリオの組み立てなおしを迫られるはず。
で、自宅のPCからはこれまで報道されていないことから、おそらく何も出てこない。最初から何もなかったのか、容疑者が証拠隠滅したのかは定かではないが、証拠が出てこない以上は、相当警察には不利。
VS2010というのは結構規模の大きなソフトで、容疑者がこっそり派遣先のPCにインストールするというのは、無理があると思うのだよね。そのPCを職場の他の人が見れば、本来インストールされてないVS2010が入ってるのがわかってしまう。すると「おまえ、業務以外のことを何やってんだ?」とチェックが入るはず。
togetter「たとえ事件捜査に明るい新聞記者であっても、3日もらえれば、やってもいない殺人容疑の自供も確実に取れるんだよ」
http://togetter.com/li/470935
メモ
警察の十八番,冤罪の作り方について.
「実際の話。誤検知を受けた人に聞いちゃいけない質問」
http://blog.inasoft.org/article/63561607.html
ちょい脱線.
警察関係者の脳味噌って,こういう質問してくるバカと同レベルな気がする.
*1:バイクばかり乗ってる人が,いつのまにか自転車の乗り方を忘れてたり.