イノベーションのジレンマ(ソニー版)

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1304/11/news110.html

同社は、赤字の続くテレビ事業について、「単に数を追うのではなく、各商品の付加価値を上げる」として、シェア争いから距離を置く姿勢を明らかにしていたが、今回の新製品はそれを体現したラインアップといえる。

シリーズごとに「4K対応モデル」や「フルHDプレミアムモデル」など、位置付けが明確になったのは、「1つ1つを強い商品に育てる」という意思表示。同時にすべての製品に映像エンジン「X-Reality PRO」を搭載し、内蔵の無線LANでスマート機能に対応するなど、スペックの“底上げ”も図っている。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1304/11/news110.html

激しく同意.まさに死亡フラグ*1 *2

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

「トリルミナスカラー」に対応した「ハンディカム」や「α」「サイバーショット」を例に挙げ、「ソニーは、ユニークな技術を全社を挙げて推進する」と意気込む。「絶対にテレビをコモディティにはしない。やることはたくさんある」。

なんつーかEDベータみたいな雰囲気だなあ.「業務用としてみると格安だけど,一般ユーザーは見向きもしない」みたいな.

*1:「破壊的イノベーションか?」という点については議論の余地有り.

*2:経営陣は「イノベーションのジレンマ」を知った上で,この経営判断を下してるんだよね?まさか読んだことも無ければ,そもそもそんな本があることも知らないってことは…