Androidとピボット

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1304/16/news096.html
メモ

ベンチャーAndroid」を創業し、現在はGoogle上級副社長のアンディ・ルービン氏は、4月16日に都内で開かれた「新経済サミット2013」で、創業当時、ベンチャーキャピタル向けのプレゼンで使ったという資料を見せながら、柔軟なビジネス転換(ピボット)や、素早い判断の重要性について語った。

ピボットについて知りたい人は以下の本を読んでみるといいと思う.
http://www.chikawatanabe.com/blog/2012/02/leanstartup.html

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ

だが、この計画はわずか5カ月で大きく転換する。「デジカメOSは十分な市場がない」――05年4月、VC相手に行ったプレゼンでは、デジカメからスマートフォンにターゲットを転換。ベースのプラットフォームや技術は、デジカメ向けのものを踏襲したが、チームメンバーは大きく変え、マーケティング専門家などを加えた。

 「携帯電話端末はコストが下がっているのに、OSのコストは変わらない。これは“破壊”(Disruption)を起こす合図だ」。当時はWindows MobileSymbian OSの力が強かったが、これらはプロプライエタリなOS。Androidは「最もオープンなOS」を目指した。

破壊というと,破壊的イノベーションイノベーションのジレンマを連想する.このことを意味してるかまでは分からないけど.

「ビジネスには柔軟性が必要だ」とルービン氏はいう。「計画がうまくいっていない時は変えるべきだ。1からやり直してもいが、これまでに作った物を再利用できれば、意思決定も早く、方向もすぐに変えられる。すぐに決定し、すぐに転換しないと、ブロックされてしまう」

 当初に開発した技術やアーキテクチャが強靱だったため、デジカメ向けに開発したプラットフォームやアプリはそのままスマホ向けに利用できたという。

技術に疎いマネージャだと,こういう判断ができないと思う.