「【PC遠隔操作事件】初公判を前に、片山祐輔氏インタビュー」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140211-00032567/
メモ.
記事は新しいが,直接面会は禁じられているので,インタビュー自体は少し前のものだそうだ.
監禁され、待たされているだけの現在の生活、あそこ行きたい、あれ食べたい、そういう欲求不満がつのるばかりです。自由の身ならもっと有意義に過ごせているはずの時間、1日1日がただ無為に過ぎていくだけの暮らし、人生の浪費が耐えられないです。1ヶ月にたった1回の公判前整理手続の進展は遅く、保釈の見通しが立たないことが、出口の無いトンネルの中にいるような心境です。とにかく「早く日常に戻りたい」とばかり考えています。
実際の内容について、裁判官の回答は、弁護側の求釈明に対し、実質何も答えていないと感じました。「証拠の存否も言えない」「罪証隠滅には様々な形がある」等、実質中身があるものはありませんでした。4回とも全部そんな感じでした。
けっきょく現在に至るまで、勾留は続いています。現在、月3回「勾留延長の通知」が来ます。起訴が4回、起訴勾留が3重についていて、それぞれについて期日が1ヶ月ずつ延ばされています。がんじがらめです。一応裁判官が月1回判断し決定しているのだという、手続き上の体裁だけです。これもまた機械的、メクラ判、茶番、そういう言葉しか浮かびません。
8月に出した保釈請求は却下されました。準抗告しても却下。裁判所が出してきた却下の理由を見て、いろいろガッカリさせられました。「一件記録によると、被告人が罪を犯したと疑うに足る理由がある」「罪証隠滅行為、自己の弁解に沿う証拠を不正作出するおそれ」「弁護人との打ち合わせの必要性はうかがわれるけれど、上記理由のほうが大きいから保釈はダメ」そんな内容でした。検察が恣意的に作った「一件記録」とやら、同意/不同意の表明もしていない、またはこちらに開示すらされていない怪しい「証拠」に基づくものだけを見て、私が犯人であるという心証を持たれてしまっていること。「防御権に色々問題あるのは承知だけどお前はどうせ有罪だから防御する必要なんてないよね」と言われているように思えて悲しいです。
マスコミリークもひどいものです。逮捕より20日以上前、遅くとも1/21にはマスコミにマークされていたわけです。逮捕初日の護送の車の中で、「なんであんなにマスコミがいるんですか?」と聞くと、横にいた刑事は「マスコミもオレたちを尾行して、オレたちと同じようなことをやってるんだよ。こっちから情報を流したわけじゃないから」のように言い訳していました。
リークの内容についても許せないです。「ネコに首輪をつけている防犯カメラ映像」「ケータイからネコ写真が復元された」という明らかな嘘が蔓延していたことになります。それだけ聞けば世間の人はもう私が犯人だとしか思わないでしょう。大本営発表をそのまま垂れ流し、面白おかしく報道したマスコミ各社についても、後で必ず責任を取らせたいと思います。
ところで素人に尾行されて情報を盗まれるようじゃ,プロ失格なんじゃ…….
7月以降の公判前整理手続での印象となります。重要なところは隠す、ボカす、肝心な証拠はなかなか出さない、何とか期日を引きのばそうとする。手続きが早く進行して1日も早く保釈されたい私としては歯がゆいばかりです。このようなあやふやな根拠で人を監禁し続け、保釈には反対し、有罪に持っていこうとしている。検察という組織そのものが「不正義」のカタマリであるかのように感じてしまいます。
しかしやはり、「覚えがない」ものが多すぎるのと、「ラブマシーンjpeg 偽装」のように明らかに検索していないものも含んでいるため、私のPC、職場のPC、スマホが何らかの仕かけで遠隔操作され、踏み台のように使われていたことは間違いないです。
不自然に感じるのは、「事件に関する報道のサイトを多数回閲覧している」という部分です。確かにニュースサイトを見ることはしました。Yahoo 等のポータルサイトからヘッドラインとして出ていて、クリックして見る程度には見ています。
しかし、開示された証拠を弁護団で精査してもらったところ、その回数が明らかに多すぎるそうです。数万回アクセスしていることになっているようです。何かに感染し、意図的な指令を受けない限り、こんなことは起こりえません。
横浜の事件での「2 秒で250 文字」と同じレベルの話で、このあたりが検察ストーリーの突破口になるのではないかと思っています。