「同内容の本が別々の出版社からKindle化される不思議」?

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20150128/kindle_wonder

  • id:mr_yamada レアケースだけど、紙の本でも同一内容同一タイトルで複数の出版社が出ることはないわけじゃない。出版時期がずれてたりすることが多いから、書店では気にならなくても、電子だと思いっきり並ぶからな
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kanose/20150128/kindle_wonder

せやな.

翻訳者や日本語版タイトルは異なるけど,以下のが同じだった例だと思う.(わざわざ両方買ったりはしてないが.)

わたしはロボット (創元SF文庫)

わたしはロボット (創元SF文庫)

銀河帝国の興亡 1 (創元推理文庫 604-1)

銀河帝国の興亡 1 (創元推理文庫 604-1)



十五少年漂流記 (新潮文庫)

十五少年漂流記 (新潮文庫)

十五少年漂流記 (角川文庫)

十五少年漂流記 (角川文庫)

十五少年漂流記 (創元SF文庫)

十五少年漂流記 (創元SF文庫)

十五少年漂流記 (講談社青い鳥文庫)

十五少年漂流記 (講談社青い鳥文庫)

十五少年漂流記 (子どものための世界文学の森 24)

十五少年漂流記 (子どものための世界文学の森 24)

二年間の休暇(上) (福音館文庫 古典童話)

二年間の休暇(上) (福音館文庫 古典童話)

二年間の休暇(上) (岩波少年文庫)

二年間の休暇(上) (岩波少年文庫)

二年間の休暇〈上〉 (偕成社文庫)

二年間の休暇〈上〉 (偕成社文庫)

*1

吾輩は猫である (新潮文庫)

吾輩は猫である (新潮文庫)

吾輩は猫である(上) (集英社文庫)

吾輩は猫である(上) (集英社文庫)

吾輩は猫である (上) (少年少女日本文学館27)

吾輩は猫である (上) (少年少女日本文学館27)

吾輩は猫である(上) (講談社青い鳥文庫)

吾輩は猫である(上) (講談社青い鳥文庫)

この手の著作権切れの古典なんかは,アチコチから出るのも多いよう.子供向けに再編集されたりもする.


たぶん聖書なんかも,すごく多そう.


出版社が変わって再発売される例なら,ロケットガールなどがそうだったかと.


ピアソン桐原の撤退時も,絶版書籍のうち幾つかが他社から再出版されてる.
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20130808/p1

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kanose/20150128/kindle_wonder

  • id:vndn ドカコックは同時期に紙の本とKindle版が別々の出版社から出たので驚いた。(Kindle版は既存の本の電子化ではなかった。紙の本とはほぼ同内容

ドカコック ドカうまっ!!満腹編 (ぐる漫)

ドカコック ドカうまっ!!満腹編 (ぐる漫)


ドカコック

ドカコック

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく

影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく

  • id:dowhile たぶん同内容じゃなくてちょっと編集が入ってるんだと思う。コレクターなら本は元より、電子書籍も全て揃えよう
  • id:Rouble 文庫は大きく加筆修正されてるケースがあるから、単行本版も残してほしいなあ。
  • id:deep_one百億の昼と千億の夜」や「神狩り」は角川のBookWalkerにも2種類あったりする(笑)/神狩りは多分どっちかがリライトされてエンディングが追加された奴だと思うんだが、どっちがどっちだ?
  • id:gurinekosan 藤子不二雄(A)先生のKindle本は当初中公から出ていたのが取扱不可になって小学舘から出てきたので、中公版を途中まで買っていた人はどんな扱いなのか気になっている。

*1:原書タイトルが"Deux Ans de Vacances".英語表記だと"two years vacation".直訳すると「2年間のバカンス」.日本にはバカンスの習慣がないこともあって,「二年間の休暇」や「15少年漂流記」と訳されることが多い.