400円スマホの顛末

さすがに「部品代だけでも無理だろ」と思った.怪しい.

一部のジャーナリスト向けにテスター版としてFreedom 251が送られました(中略)

画面の上の不自然なシールをごしごし削ると……「ADCOM」のロゴが登場。

テスター版Freedom 251は他社製のスマートフォンなのではないかという疑惑が出てくるのも当然で、すぐに中国メーカーAdcomの格安スマートフォン「Ikon 4」だと特定されました。なお、インドでのIkon 4の端末価格は4081ルピー(約6900円)です。

試作品の段階で他社製品のパーツを一部流用というのはあるかもしれんが,にしても筐体を丸ごと流用しロゴがシールで隠されただけってのは...むしろ箱なんてのは一回り大きいプラ製の箱に,剥き出しの基盤が入ってるとかの方が,それっぽい感じ.


ロゴをシールで隠しただけって,それってJM-NET?

「JM-NET事件はそれからどうなったのか」

http://timesteps.net/archives/818597.html

しかし、この発表と同時に株式市場で大きな変化が起こります。というのはこの会社が同月に、下水道工事を主に請け負う大盛工業が、JM-NETの株式を取得し親会社に なったため、この発表と同時に同社の株が急騰したのです。

実は先に書いてしまうと、これがこの一連の騒動を引き起こした金融ブローカーの目的だったのです。つまり、大盛工業の株を大量に買っておき、この発表で株価をつり上げる。そして売却という感じ。しかしこれは株価操作なので、当然違法です。後になってみれば、ここの利益が重要で、JM-NET自体はどうでもいいということだったのです。

そしてブローカーは逃亡し、2年間行方知れずとなっていました(上記の『クロサギ』連載時点でも逮捕されていなかった)。しかし2007年10月11日、東京地検特捜部はそのブローカーを証券取引法違反風説の流布)の疑いで逮捕しました。

その後同容疑で起訴、東京地裁において裁判が開始されます。被告は起訴事実を認め、2008年9月17日に懲役2年6月の実刑、追徴金15億円超の判決が下りました。