「セゾン情報が大型システム開発の遅延で約150億円支払いへ、希望退職50人募集」

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/032800900/
メモ.

セゾン情報システムズは2016年3月28日、クレディセゾンと同社子会社であるキュービタスから受注した大型システム開発案件の開発遅延のために2社から損害賠償を請求されていた問題で、条件付き和解を行う方針を決めたと発表した。

 セゾン情報が支払う和解金はクレディセゾンに対して83億9700万円、キュービタスに対して65億7800万円の合計149億7500百万円である。これは、開発業務にかかる契約に基づいてクレディセゾンキュービタスのそれぞれからセゾン情報が受領した対価と同一である。クレディセゾンキュービタスは、今回の紛争に関する他の請求を放棄する。

 セゾン情報にとっては、受け取った金額を“全額返金”する格好になるが、「当社としては、合理的な和解案であると判断している」(経営企画室)という。

http://b.hatena.ne.jp/entry/itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/032800900/

  • id:gowithyou なおセゾン情報の2016年3Q四半期報告書のバランスシートでは、純資産の額は127億円でした。製品保証引当金を除いたとしても、債務超過は免れません。希望退職を募る前に役員は総辞任を発表するべきじゃないか
  • id:T-norf 46.84%の株式持ってる上場関連会社(連結子会社じゃなくて持分法適用)に150億円支払わせるって許されるんかい。連結決算で80億ぐらい利益出るぞ。道義的には、TOBかけて100%子会社・上場廃止にしてからするのが筋ちゃうの
  • id:electrolite これってクレディセゾンが損失を持分法子会社に飛ばしたってこと?
  • id:simpe 親会社が子会社は損失移転してるだけのようにも見えるけど。。
  • id:launcher 子から親へ返金、闇が深そう
  • id:atsupi0420 持分法適用関連会社と言っても子会社、グループ会社間の訴訟で損害賠償って事か。何か会計上の裏の理由が有るような無いような。

クラウンジュエルの問題点

 重要資産の処分は取締役会決議で決定できますので、クラウンジュエルの実施は経営陣の判断で行なえることになります。しかし、クラウンジュエルは、敵対的買収者の買収を防いだとしても、企業価値も下がってしまうケースが多くあり、その実施は『諸刃の剣』ともいえる手法です。

 企業にとって有力な資産や事業を安値で、売却してしまうわけですからその打撃は大きく、そのシワ寄せが株主にくることになりますので、これを安易に実施すれば、株主の利益に反したということで、経営陣の責任が問われ株主代表訴訟を起こされる恐れもあります。

 クラウンジュエルは、現実には上記のようなリスクがあるため、防衛策として実行するのには難しい部分もあります。仮に、この防衛策をとることを検討するならば、経営陣は株主への十分な説明やフォローも合わせて検討する必要があります。

http://www.ipo-navi.com/pickup/m_a/defence/crown.html
  • id:sds-page 買収対策なのか・・・どっちにしろ中の人にとってはたまったもんじゃないな