自動運転ネタメモ

「Tesla Model Xのオートパイロット、肺塞栓症の運転手を病院へ運ぶ」

http://jp.techcrunch.com/2016/08/08/20160807autopilot-in-tesla-model-x-helps-driver-get-safely-to-a-hospital/

ミズーリ州に住むその男性は、Tesla Model Xの自動運転機能に助けられなければ、病院に無事たどり着けなかったかもしれない(via Slate)。Model XのオーナーであるJoshua Neally(37)は、職場の法律事務所からの帰宅途中、肺塞栓症に襲われた。Neallyが20マイル余りの幹線道路の運転をオートパイロットに任せると、システムは車とドライバーを病院近くの出口ランプまで運び、Neallyは残りの道のりを走りきった。

最後の手段として,そういう救急搬送モードとかを用意してもいいのかも.


緊急ボタンをおして救急搬送モードに切り替わると,内外に警告音がエンドレスで流れ,ウインカーが常時点滅して,現在救急搬送モードでドライバーが深刻な状態になってることが分かるようにしておく.普通の車で前に割り込んで停止させれば,あとは窃盗でも誘拐でもし放題になるから諸刃の剣だが,それはまあ仕方あるまい.

あと,都市部でのこのモードでの自動走行は禁止で.

Googleの自動運転車担当CTO、プロジェクトを去る」

http://jp.techcrunch.com/2016/08/08/20160805googles-self-driving-car-cto-departs-the-project/

Googleの自動運転車プロジェクトからChris Urmsonが去る。同氏はカーネギーメロン大学から入社し、プロジェクトのCTOを務めていた。Urmsonは自立走行車分野のロボティクス関係者の間で極めて重要な立場にあったが、Mediumの投稿で自身の退社を発表した。「新しい挑戦のときが来た」とだけ言い、今後について具体的なことは明らかにしない。

Urmsonは同プロジェクトの一員であったことは「この上ない特権と名誉」であり、Googleによる完全自動運転車製造のミッションは、全幅の信頼を寄せる「有能な人々の手」に委ねたと語った。

スピンオフするのか更迭されたのか,本当の所は不明だが,やはり気になる.

「自動運転車の車載カメラは、歩行者だけでなく乗客も観察する」

http://jp.techcrunch.com/2016/08/02/20160801in-car-cameras-let-autonomous-vehicles-track-passengers-as-well-as-pedestrians/

車に何人がどこに乗っていて何をしているか知ることには数多くの利益がある。非常時 ― センサー故障等 ― に運転車がハンドルを握るのに要する時間がわかる。パパとママが昼寝している(自動運転車に乗る者の特権)間に後部座席の子供がシートベルトから抜け落ちたら、警告を受けることができる。衝突の際には人のいない部分がぶつかるようにハンドルを切ることができる。エアバッグが開くときにも人の大きさや位置に応じて調整することが可能になる。

ドライブレコーダーの一部として,ドライバーがなにしてたかくらいは記録しても良さそうだが,さてどうなるか.


今だとドライバーが居眠りしててもハリーポッターのDVDを見てても,自動運転車は一切関知しないのでそのつもりで.

「テスラ・モデルSに搭載されているセンサーを騙す方法とは?」

http://gigazine.net/news/20160805-tesla-autopilot-spoof/

故意にセンサーを偽装すれば騙せるのは分かってた事.


問題は,将来自動運転車が普及した時に,

  1. そのような偶発的なトラブルが,どの程度頻繁に起きるか.*1
  2. それがどの程度悪用され,何に使われるか.

「自動運転カーやロボットを劇的に進歩させるセンシング技術「LIDAR(ライダー)」の極小チップ化に成功」

http://gigazine.net/news/20160810-lidar-onto-single-chip/

*1:この前の死亡事故も,その一つ.