なれる!SE15「疾風怒濤?社内競合」

紙の方は 2017/1/10 発売予定.電子書籍は不明.

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892610-2/

ライバル次郎丸と組んで立華と対決!? 萌えるSE残酷物語、波乱の展開!

目指せ!上場企業!? なんとスルガシステムが株式公開の準備に入るという。その体制づくりのため総務部への誘いを受けた工兵は、いずれは役員として経営陣に……という途方もない話を前に、自らのキャリアについて思い悩む。

とはいえSEの仕事も待ったなし。アサインされたのは、総合商社二社のシステム統合という大きな案件。しかも提案作業のパートナーはかつてのライバル、アルマダ・イニシアティブの次郎丸で!?
さらに、その案件は別ルートから立華&藤崎コンビも受注を狙う、社内競合案件だった! 果たして工兵は、最強の敵に勝てるのか!?

昨日の敵は今日の友、昨日の友は今日の敵!? 萌えるSE残酷物語、風雲急を告げる第15弾!

中小企業なのに社内競合って,なんでやねん.

「あそこと社長が話し合って,三年後にスルガシステムを上場させると決めた.株式公開して一般投資家にスルガの証券を売買して貰う.IPOだよ」

あーた,三年後て....

中小企業の「三年後に上場予定」って,「希望的観測」やないの.純粋な願望でしかなくて,そんな予定があてになるかい.酒の席で六本松社長が泥酔してただけに一票.

「というか,回ってないと思ったら誰かヘルプを入れてもらえるんですか?」
「他案件の状況見て要調整」
「それ,事実上無理ってことですよね」
人の足りてる案件なんて存在しない.どこもギリギリのリソースをなんとかやりくりしている状況だ.炎上案件と大炎上案件,どちらにより多く人を投入しますか?と言う状態なわけで.

スルガシステムは今日も平常運転だった.


「IT系ブラック企業で過労死しかけたので4年分のタイムカードと実態を暴露する 」

http://kuroeveryday.blogspot.jp/2016/12/fxxkin-sweatshop.html
ついでにメモ.

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」のスレを読んだこともあり、システムエンジニアには絶対なりたくないと思っていた。しかし、希望する会社(音響系)はことごとく全滅。そんな中、滑り止めに受けていたSIerから内定を頂いた。

だから,あの程度ごときは本物のブラック企業じゃないとあれほど.

2014年7月 〜: リーダー(前リーダーがリタイヤしたので)

わーお....


*1:実話かどうかは「不明」.つまり,「真っ赤な嘘」ではなく「だいたいあってる」.